「ガンダムのアンテナをブーメランにしたら、よく飛ぶのではないか?」――そんな疑問を確かめる検証動画が公開され、注目を集めています。

◆劇場版『ガンダムSEED』の3機体をブーメランに
この検証動画は、劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』とスマホ向けRPGモンスターストライク』のコラボを記念して制作されたもの。


検証するのは、劇場版で活躍した「マイティーストライクフリーダムガンダム」「インフィニットジャスティスガンダム弐式」「デスティニーガンダムSpecII」の3機体です。

数々の小道具を手がける技術制作会社が1/10スケールでそれぞれのアンテナを立体化。投擲を担当するのは、2022年世界大会アキュラシー種目第1位、ブーメラン歴39年の経歴を持つ武富治樹さんです。

◆一番飛んだブーメランはどの機体?
検証では、日本ブーメラン協会公式ルールに則り、半径2m円内からブーメランを投げ、いかに投げた地点の近くに戻ってきたかを競う……はずだったのですが、一投目のマイティーストライクフリーダムが投げても戻ってこず、ブーメランとしての役割を果たせない結果に。

武富さんによれば、ブーメランとして戻るには風を受ける翼が必要であり、ガンダムたちのアンテナは立体的な構造にこそなっているものの、投げた時の空気抵抗が大きくなってしまうため、戻ってくるのは厳しいとのこと。

これを受け急遽ルール変更。
ブーメランがいかに遠くへ飛んだかを競う、シンプルな飛距離勝負となりました。

その結果、マイティーストライクフリーダムは21m86cm、デスティニーは21m89cmとわずか3cm差。一方でジャスティスは24m76cmと大きく差を付けトップに。アンテナブーメラン勝負においても、C.E.最強と名高い男・アスランの機体が勝ることとなりました。

当初の「ガンダムのアンテナをブーメランにしたら、よく飛ぶのではないか?」に沿えば、戻ってはこないのでブーメランとしては使えないものの、飛距離はまあまあ出るという検証結果と言えます。

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』と『モンスターストライク』のコラボは、2月16日(金)12時から開催予定。
「キラ&ラクス&ライジングフリーダムガンダム」や「シン&イモータルジャスティスガンダム」「アスラン&ズゴック」などのコラボキャラクターが登場します。

※各画像はモンストキャンペーン公式Xより引用。
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