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ぽっこりお腹を何とかしたくて、頑張って腹筋運動をしている女性は多いのでは?

しかし、足元から顔までを美しくするボディワーカーの森拓郎さんによると、「お腹をへこませるという目的に対しては有効な手段ではありません」とのこと。

実は、いくら励んでも腹筋の一番表層にある腹直筋が鍛えられて強くなるだけ。

本気でお腹を何とかしたいときは、非常に効率が悪いのです。中にはむしろ、体を痛めてしまう心配があるものも……。

信じてやっていたことが実は逆効果だったなんて、ビックリですよね。具体的に、どんな腹筋運動がダメなのでしょうか? 森さんの著書『腹筋運動ではお腹は凹みません』からご紹介します。

■1:クランチ(脚や台などに直角に置いて、腹部をのぞきこむように上体を丸めて持ち上げるもの)

むしろ体に悪影響が!実は逆効果だった「腹筋運動」3パターン

「腹筋上部を鍛える運動ですが、腹部の脂肪が多いと腹部を丸める動作がしづらく、首を痛めやすいなどの弊害が出てきます」

■2:シットアップ(膝を軽く曲げて足を押さえてもらい、上体を起こすもの)

むしろ体に悪影響が!実は逆効果だった「腹筋運動」3パターン

「学校の授業や部活でやったという人も多いことでしょう。クランチほどではありませんが、目的が不明確な運動です。

腹筋は鍛えられますがお腹をへこませるのとは無関係です」

■3:レッグレイズ(仰向けに寝て上体を固定し、手は床や棒で支えておき、脚を伸ばしたま真上まで上げ下げするもの)

むしろ体に悪影響が!実は逆効果だった「腹筋運動」3パターン

「下腹部の腹筋を鍛えるとされる運動ですが、腰にかなりの負担がかかります。お腹はへこまないばかりか、危険性の高い運動です」

いかがでしたか?

森さんは、「正しい姿勢と呼吸でインナーマッスルを鍛え、内臓を正しい位置に持ってくること。これで腹筋運動以上の効果が十分期待できます」と言います。

「わ~今まで全部やってた!どうしよう」と思ってしまった女性は、『腹筋運動ではお腹は凹みません』を読んで姿勢と呼吸を正してみては? お腹がペタンコになるかもしれませんよ!

【参考】

森拓郎(2013)『腹筋運動ではお腹は凹みません』 アスコム