嘘泣き、断髪、爪剥がし!?吉原遊郭の恒例、遊女とお客の駆け引きバトルは凄まじい



1つ目の断髪は文字通り髪を斬ることで、今でも引退した力士の方達が大銀杏を切り落としていますが、遊里では髪の毛の一部を渡すだけでした。しかし、殆どは髪にボリュームを持たせる『かもじ』であったり、他の人から入手した物が多く、客人から直接切って貰うこともありましたが、これは少数派でした。

続いての放爪は指から爪を取って渡し、思いの丈を訴えるものです。爪が剥げたり割れたりするのは痛いですので、その痛みを誓いの印としたのでしょう。爪の周りを切り回したり、痛み止めとして酢に浸すなど、色々な工夫が凝らされていました。

しかし、これにも抜け道があり、妹分に頼んで彼女の小指の爪を伸ばさせ、それを切って何食わぬ顔で渡したり、『好色一代男』のように死人から抜いた爪を商う業者から買うなどの計略がありました。

これらの事例は、まさしく『遊女の誠』はあり得ないのが常識だったことを如実に示していますね。

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