◆サッカー北中米W杯▽1次リーグH組第3戦 カボベルデ0―0サウジアラビア(26日、ヒューストン競技場)
26日(日本時間27日)の1次リーグ(L)H組で、初出場のカボベルデ(同67位)が、サウジアラビア(同61位)と対戦し、0―0で引き分けた。3戦無敗で勝ち点を3に積み上げ、初出場ながら2位通過で決勝トーナメント進出を果たした。
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0―0で試合を終えたカボベルデの選手たちは、ウルグアイが敗れてH組2位が決まると、至る所で喜びを爆発させた。滋賀県とほぼ同じ面積のアフリカの島国。人口は50万人強で、決勝トーナメントに進出した国では最少だ。ブビスタ監督は「不可能はないと示せた」と誇る。
強豪スペインとウルグアイから勝ち点1ずつをもぎ取り、迎えた第3戦。サウジアラビアを相手に組織的な守備と連係で主導権を握った。終盤にはL・ドゥアルテやダコスタが好機を逸するなど決定力に課題は残したが、終始優勢だった。1998年フランス大会のチリ以来となる全試合引き分けでの突破となった。
半数以上は海外生まれ。各国に移住者のコミュニティーがあり、戦力発掘に力を入れる。父がカボベルデ出身で、生まれ育ったアイルランドでプレーするロペスのように、SNSでのやりとりがきっかけでカボベルデ代表に加わった例もある。
48チーム出場に拡大した大会で、期待された新顔の躍進を体現。
決勝トーナメント1回戦で前回王者・アルゼンチンと対戦する。オランダ出身のD・ドゥアルテ(26)は「子どもの頃からテレビでアルゼンチンの試合を見てきた。夢がかなうんだ。メッシのような偉大な選手がいるが、まずは(2位突破を)お祝いして、それから次の試合に集中する」と笑顔。指揮官も「全国民が喜んでいると思う。我々らしい試合をする」と大一番へ意気込む。
大西洋に浮かぶ小さな島国・カボベルデ。その代表チーム、愛称「ブルーシャークス」が描く夢物語には、まだ続きがある。
◆0勝での1次L突破 今大会のカボベルデ(0勝3分け0敗)で5例目。現行ルールである勝ち点3制度に変更された94年大会以降では2例目。過去には82年のイタリア、90年のアイルランドとオランダ、98年のチリが達成。

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