
コロナ禍の影響で物件が目減りしているという話を聞きますが、不動産関連の営業電話は減りません。
「○○でオイシイ物件があります!」
「流動性が高くて利回りの良い物件があります!」
しかし、確実に儲かる物件など存在しません。相手の営業トークについては充分に注意し、自らが目利きにならなければいけません。
不動産投資の羅針盤 豊かな不動産ライフを手に入れる一番わかりやすい教科書不動産投資の本を何冊読みましたか?
(TerraCoya大家の会著)ソシム
「本を読んでも、結局何からはじめたらいいのか、何をしたらいいのかわからない」という人がいます。不動産投資に関する本やセミナーは数多く存在し、あるセミナーでは「区分マンションが一番」と言われ、ある書籍では「築古戸建じゃないと危険」と書かれています。これでは、勉強すればするほど何をしたらいいのか迷ってしまいます。
また、巷の多くの本に書かれているのは摘要の話ばかりで、具体的なノウハウには触れられていないものがほとんどです。また、その人の所有している物件の話がまったく出てこなくて、イメージが湧かないこともあります。さらに、本に書かれていることは著者が執筆をした時点での成功体験であって、いまでは一般的ではないものが少なくありません。
たとえば、「東京オリンピックブームに乗り、湾岸地域の高層マンションは絶対に買い」「住みたい街ランキングにインした武蔵小杉のタワマンは買い」。今、このようなことを言う専門家はいないはずです。流行りの情報は排除しなければいけません。