「原油価格高騰に大ピンチ!」のはずの日本航空とANAが涼しい顔なのはなぜ? 意外なワケを担当者に聞いた

「原油価格高騰に大ピンチ!」のはずの日本航空とANAが涼しい顔なのはなぜ? 意外なワケを担当者に聞いた
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レギュラーガソリンがついに1リットル当たり平均167円! 原油価格の高騰が止まらない。

運輸・物量業界への悪影響が心配だ。こんな時、一番被害を受けるのは燃油を大量に消費する航空業界だろう。

ところが、国内航空大手2社の日本航空JAL)とANA(全日本空輸)はともに、比較的涼しい顔をしている。いったいなぜだ。担当者を取材すると、意外な理由が......。

ANAの担当者「貨物輸送が好調なので大丈夫」

航空機の国際線には、燃油の価格が上昇すると、その分の負担を利用客が支払う燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)がある。現在のペースで燃油高騰が続けば、燃油サーチャージも連れて、今後さらに上がる可能性が高い。当然、旅費にハネ返るので乗客は減るし、航空会社にとっては痛手になるはずだ、と思うのが当然だが......。

燃油サーチャージは、直近2か月の燃油市況の平均値と為替のマトリクス(編集部注:円とドルのレート表)に基づいて、2か月ごとに見直される。たとえば、ANA(全日空)の場合は、現在の今年(2021年)10月1日~来年(22年)1月31日までの燃油サーチャージは、一番安いルート(日本から韓国・ロシアのウラジオストク)で600円(以下、いずれも込み)、一番高いルート(日本から欧州・北米など)で1万1600円となっている。

通常の航空運賃にこの分が加算されるわけだ。その前の6月1日~9月30日までは400円~7700円、さらにその前の昨年(2020年)6月1日から今年5月31日までは「適用なし(ゼロ円)」だったから、原油価格の高騰傾向に合わせて上昇してきたことがわかる。


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