「七之助さん、彼女とひそかに同棲を始めたそうなんです。さらに彼は『ずっとそばにいてほしい』と伝えたそうです。
「八月納涼歌舞伎」が千秋楽を迎え、9月2日からは京都・南座の「九月花形歌舞伎」に出演中の中村七之助(36)。実はいま彼が同棲をスタートさせ、さらには求婚までしていたという。
そんな決断の陰には、亡き父・勘三郎さん(享年57)の“遺言”もあったことだろう。16年12月、本誌は七之助をインタビューしている。当時、彼は勘三郎さんが生前語っていたという“結婚の条件”についてこう明かしていた。
《(父が)ちょっと真面目な顔で、こんなふうにも言っていたんです。『歌舞伎俳優だったら、どんな職業の女性でも、どんな国籍の女性でも、本気で愛したなら、結婚できなきゃだめだよ。だって俺たち、舞台ではそれこそ吉原の遊女や花魁とほれたはれたって芝居してるんだから。結婚相手を選ぶときは、職業とか国籍とか、そういうんじゃないんだよ』って》
本気で愛したなら、結婚できなきゃだめだよ――。そんな父の言葉を胸に、決断した七之助。だが今すぐゴールイン、とはいかないようだ。
「来年は、市川海老蔵さん(41)の團十郎襲名披露興行が控えているからです。
それでも2人は、今からできることを始めているという。芸能関係者が語る。
「七之助さんは『やっぱり歌舞伎が好きな人じゃないと結婚できない』と言っていましたが、Aさんも歌舞伎について勉強しているそうです。彼の公演に足しげく通っている姿も、何度となく目撃されていると聞きました。