俳優・高畑裕太(26)が8月23日に、公式ホームページを開設。同時に、これまで凍結させていたSNSも再開させた。

16年8月に強姦致傷容疑で逮捕された高畑。後に被害者女性との示談が成立し、不起訴となった。約3年間に及ぶ謹慎生活を経て、19年8月に舞台「さよなら西湖クン」で復帰を果たした。

プロフィールには、職業を「役者」と記載している高畑。今後について、SNSで抱負をこうつづっている。

「今は、こうして家族や、大切な友人と共に過ごしている毎日に感謝し、また0から、舞台、映像、その他の文化芸術の存続、発展に努められる様、自身の表現力の向上に邁進したいと思っております」

また同日には、高畑が出演する映像作家・加藤尚一郎氏の作品「獏」がYouTubeにアップされた。さらにロックバンド「すばらしか」が今年4月にリリースした配信シングル『最後のロックンロール』では、彼がジャケットを飾っている。

しかし、現時点では今後の活動予定はないという高畑。少しずつ歩みを進めているが、役者としてコンスタントに活動するのはまだ難しいようだ。

「高畑さんは、現在も所属事務所が決まっていません。遺品整理などのアルバイトをして過ごしているといいます。プロフィールには、介護職員初任者研修の資格も記載されています。

おそらく謹慎中に取得したのでしょう」(芸能関係者)

だが、高畑が役者の道を諦めることはないという。そこには“母の教え”があるようだ。

「お母様の淳子さん(65)は『裏方でもいいから』と、裕太さんの復帰に尽力してきたといいます。裕太さんが復帰した舞台は、淳子さんが『恥じないように』と自ら演技指導をしたそうです。舞台初日には、淳子さんも客席から見守っていました。

もともと裕太さんが俳優を目指したキッカケは、淳子さん主演の舞台に感動したこと。母親の背中を見て育った裕太さんは、高校卒業後に淳子さんの母校で演劇を学びました。

淳子さんは『演じることは他者の気持ちを理解し、尊重すること。それは社会生活でも重要』と、裕太さんに語っていました。裕太さんは初心に帰って、“母の教え”を心がけようとしているのでしょう」(演劇関係者)

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