朝ドラ『君の名は』(NHK総合)、そして『仮面ライダーBLACK』(毎日放送)の主演として知られる倉田てつを(52)。ステーキ店のオーナーでもある彼に知人やファンとの“トラブル”が起きていた。

主婦のCさん(35)はフェイスブックを通じて倉田と知り合った。昨夏、Cさんは倉田の配信ライブを見た。出演者に有料ギフトを送る課金制度(投げ銭)があり、彼から「ギフトのポイントが低いとやめないといけなくなる」と言われ3万円課金すると、ライブのたびに連絡が来るようになった。

「深夜の配信では非常に不機嫌で、今にも怒りだしそうな表情の倉田さんが黙って映っているだけ。『コメントもギフトもくれないって何なの? 本当に俺のファンなの?』と。ところが、課金した途端、機嫌がよくなってニコッとするんです。怖がらせてお金を出させる感じでした。抜けられない雰囲気を出され、脱出するまでの1カ月で30万円近くを課金してしまいました。やめた後も2~3カ月は下痢や突然気分が悪くなって嘔吐したり、体調を崩してしまいました」(Cさん)

女性ファンDさんは店でメモを渡され、メアドを交換。再訪したとき、帰り際に店の外の通行人から見えない場所で抱きしめられた。それ以来、疎遠になると彼から「彼女のしつこい電話とメールに困っている」と吹聴されたという。

倉田は10年前から定期的にファンとの国内バス旅行も実施。

「1泊2日で2万円台。バスは補助席も使った満員状態で途中のランチも自腹。倉田さん側が直接、申込み受付けや宿の支払いに関わっていたようなので、代理店を通しているとは思えません」(元常連客・Eさん)

旅行業法に詳しい谷口和寛弁護士は言う。

「登録なく、複数回にわたり、広く参加者を募集する形でツアーを企画・販売していたのであれば、旅行業法違反の可能性があります」

今回、取材したファンが口を揃えて言うのが、下記の証言だった。

「倉田さんは自分の都合が悪くなると、突然やりとりしていたLINEをブロックしてしまうんです。同じことをやられたファンの方は少なくありません。そんな彼の態度から、倉田さんはいまや“仮面ライダーブロック”とも呼ばれているんです」

倉田はこれらの声にもノーコメントだった。この異名を、どう捉えているのだろうか。

「女性自身」2021年3月9日号 掲載

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