「TBSが社運を懸けて10月からスタートするわけですが、安住紳一郎アナウンサー(47)のアシスタントを務める女性が、まだ決まっていないようです。実は当初、あの“人気女優”に声をかけていたのですが――」
あるTBS局員はこう話す。
「’14年からスタートした『あさチャン!』は、低視聴率に苦しんでおり、局内では朝の強化が喫緊の課題でした」(前出・TBS局員)
こうした事情があってか、安住の“相方選び”には、話題性を求められていたという。そこで、局内で名前が挙がったのが――。
「元TBSアナの田中みな実さん(34)です。安住さんも彼女の才能を評価していたと聞きます。しかし、田中さんサイドはせっかくのオファーを、『女優ですから』の一言で瞬時に断ったそうです」(前出・TBS局員)
田中の所属事務所の担当者に取材すると、「オファーされた事実はありません。少なくとも私は聞いていません」と答えた。
だが、2人の間には、ある“因縁”が横たわっていて――。あるTBS関係者はこう語る。
「共演について、水面下で田中さんに打診をしたと聞きました。しかし、そもそも実現する可能性は高くなかったと思います。
翌年になって、安住さんが持っていたお煎餅を田中さんが『私にも1枚ください!』と言って、ようやく2人が口をきいた……というエピソードは局内で語り継がれています」
しかし、じつはエピソードには続きがあるという。
「それからしばらくして、2人が“男女の仲らしい”という噂が局内に出回ったんです。
田中さんが当時出演していた番組のタレントたちも、楽屋でよくその噂について話題にしていたくらいでした。自分の仕事ぶりについて注意してきた相手と噂を立てられたことは、不本意だったようです。いまだに田中さんは安住さんに対していい感情を抱けるはずもなく、共演を避けているのです」(前出・TBS関係者)
社運を背負う安住アナの共演懇願を田中が瞬殺したのは、女優業への誇りだけではなかったのだ。