《朝ドラは刺激が少なくてもこういうのが良いんですよ もうあまり思い出したくないですが前作の自分と家族だけが良ければそれで良しという展開が続くのはとても辛かった》
《これでこそ朝ドラ! あさイチの華大さんと鈴木アナの受けがとてもニコニコしてるのが全てを物語ってる》
「【早くも視聴者の心をわしづかみ】というネット記事が水曜の夜に配信されたほど、今週から始まった新朝ドラ『舞いあがれ!』の期待度は高いです。やはり前作の『ちむどんどん』とあまりにも違いますから…」(テレビ誌ライター)
10月3日より放送が始まったNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の評判が上々だ。
「ドラマは1994年から始まり、第一週は原因不明の発熱が続く舞の幼少期が描かれます。舞の病状に疲れ果てためぐみを心配した浩太は『環境を変えるべき』という医師の助言を受け、舞を連れてめぐみの故郷・五島へ一時期帰ることを提案。中学受験を控える悠人の面倒は浩太が引き受け、めぐみは結婚以来、音信不通状態だった母・才津祥子(高畑淳子)が住む実家へ15年ぶりに帰ったのです。舞は初めて祖母と対面。めぐみは、大学を中退して駆け落ちしたことを祥子に詫びたのです」(前出・テレビ誌ライター)
第4話(6日放送)の冒頭では、漁師の夫に先立たれ船を受け継いだ祥子の朝の日常が描かれた。大きな鍋で朝の仕度をする様子に、朝ドラ好きの視聴者は敏感に反応していた。
《おばあちゃんは何を煮てたのかな? あんこにしては色が赤すぎるかな? 一緒に見ていた旦那と奇しくも思わず「おいしゅうな~れ!」のまじないが口からでちゃいました》
《流れも演出も丁寧な感じで楽しみです 高畑さんが鍋をかき混ぜているシーンはおいしくなあれのカムカムを思い出した》
《おばあちゃんがあんこかき回して、ラジオが出てきたよね。 カムカムの要素、少し入ってて嬉しかったな》
「大きな鍋で小豆のようなものを煮るシーンで、前々作の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で、ヒロイン・るいがあんこの仕込みをする名シーンを思い出した視聴者が少なからずいたようです。
■出演者の演技&ナレーションに「朝ドラらしい雰囲気が戻ってきた」
まだ第1週ですが、今作に『カムカム』へのリスペクトが感じられるのは、『カムカム』でラジオ英語講座の講師・平川唯一役を演じたさだまさしさんが、ナレーションを担当していることも挙げられます」(前出・テレビ誌ライター)
さだはナレーション起用にあたって、こんなコメントを出している。
《僕の『役どころ』というか、語りの『発し手』は、五島列島の名物である『ばらもん凧』なんです。五島で育った人にとっては、子どものころからいつも身近にあるたこで、五島らしさを表すものといえばこれ、という象徴的なもの》
前出のテレビ誌ライターは続ける。
「さださんの“正体”も話題を呼び、第3回の放送後、Twitterでは「#舞いあがれ」がトレンド1位になったのです」
ネットでも、「カムカム」を思い出した声が続出していた。
《カムカムの平川先生が、今度は凧になって見守りながら優しく語りかけてくれている…穏やかでいいですよねー》
《今のところ朝ドラらしい雰囲気が戻ってきたなという印象です。 ばらもん凧のさださんには、鳥瞰で物語を見守りつつ、温かく優しい語りを期待しています》
《舞いあがれはまだ始まったばかりですが期待通りです ドラマに対してこんな言い方もなんですが爽やかな朝をまた呼び戻してくれてありがとうございます》
《今回は丁寧ですね。観ててわかります。 散らかすだけ散らかして片付けせずにまた違う場所を散らかしに行くあの作品と全然、違う。 ちむどんどんします》