《3月24日のスッキリの生中継にて、オードリーの春日さんがペンギン池に落ちるシーンが放送されました。この件についての経緯をご報告させていただきます》

4月4日、那須どうぶつ王国がHPで冒頭の文書を公開し、連日世間を騒がせていた『スッキリ』(日本テレビ系)の「ペンギン池落下騒動」について言及。

その内容に、ネット上では様々な反応が相次いでいる。

「事の発端は3月24日の放送回で、春日俊彰さん(44)がペンギンのエサやりリポート中に、司会の加藤浩次さん(53)のフリを受けて、わざと池に転落。その直後、施設側が『事前打合わせには無かった状況』だと日本テレビに抗議し、怒りの声明文をSNSにも投稿したんです。

このことによってたちまち大きな話題となり、番組側は公式HPで謝罪文を掲載し、27日には日本テレビの石澤顕社長も定例記者会見で謝罪しました。ただ、池に落ちた張本人である春日さんによる表立った謝罪がなく、ネット上では、“なんで謝らないの?”と指摘する声が多数寄せられていました」(週刊誌記者)

しかし今回、那須どうぶつ王国が公開した文書にはこのような記載が。

《26日に春日さんご本人、スッキリの制作責任者の方々が謝罪に来園し、春日さんからも謝罪を受けました》

なんと春日が自ら施設に赴いて、謝罪をしていたというのだ。

さらに5日に公開された『NEWSポストセブン』の記事では、直筆でしたためた長文の手紙を持って訪問していたとも報じられている。しかし騒動以降、ラジオやテレビ番組に出演した際にも、春日本人から騒動や謝罪についてのコメントは一切発表されていなかった。

そんな春日に対し、ネット上では《水面下で来園し改めて丁寧に謝罪するのはさすが春日さんって感じ》《さすが春日。ちゃんと謝っていたけど、俺は謝ったぜとアピしないところも好き。誠意があるって伝わってくる》など、賞賛の声が相次いだ。

しかしそのいっぽうで、窮地に立たされている人たちも。

“春日擁護論”を展開していたオジサン芸人たちだ。

カンニングの竹山隆範さん(52)や宮迫博之さん(53)、千原せいじさん(53)は今回の騒動に関して、『押すなよ押すなよ』の掛け合いという“お笑いの伝統芸”のひとつだと主張していました。

特にせいじさんは、『動物の衛生面より春日くんの衛生面を考えてあげて』とも発言していましたが……当人が罪を認めて謝罪していますからね。的外れな擁護だったと再認識せざるを得ないんじゃないでしょうか。今後、この件に触れるのは避けたいところでしょう」(前出・週刊誌記者)

春日を気遣うだけならまだしも、ペンギンがいる池にわざと落ちるという行為までも“擁護”していたオジサン芸人たち。騒動直後に春日が謝罪していたことで、持論の世間との“ズレ”がより際立ってしまったようだ。

ネット上にはこんな声が。

《実は春日が同業者に擁護される前、一番最初に真摯に謝っていたというオチ。擁護した竹山達格好悪い》
《26日に誰よりも早く謝罪の手紙持参で訪れていたって…これが本当なら的外れな擁護をしていた芸人さんたちって春日さんの足引っ張ってただけよね》
《この擁護した芸人達は動物の命より笑いが優先という事ですね》