「宮沢さんは映画やドラマに引っ張りだこ。WOWOWの4月期のドラマ『ドラフトキング』の主要キャストに抜擢され、5月には主演映画『はざまに生きる、春』の公開を控えています。

“今、最も勢いのある俳優の一人”といっても過言ではないでしょう」(映画関係者)

4月24日、29歳の誕生日を迎えた宮沢氷魚。出演ラッシュが続く宮沢は、4月23日スタートのドラマ『ラストマン-全盲の捜査官』(TBS系)の第1話にもゲスト出演したばかり。万全の状態で30代に突入できそうだ。

「宮沢さんのお父さんはTHE BOOMの宮沢和史さん(57)。和史さんのライブを観て、『何千人もの人が感動している』と誇らしく感じたことをきっかけに芸能界を志したといいます。そして’15年に『MEN’S NON-NO』の専属モデルとしてデビューを果たし、徐々に注目を集め、’17年10月にはドラマ『コウノドリ』(TBS系)で俳優に転身。

以降、話題作への出演を重ねてきました」(芸能関係者)

しかし、宮沢の歩んだ道のりは決して順風満帆だったわけではない。“2世”としての重圧に苛まれることもあったようだ。

「真面目な性格の宮沢さんは2世ゆえに周囲の期待を感じ、ときには『失敗は許されない』と言い聞かせてしまうこともあったといいます。お父さんのお陰で仕事を貰っていると感じることもあったそうで、そのプレッシャーをモチベーションに変えられるよう自分なりに試行錯誤してきたといいます。

公私ともに親しい杏さんが父である渡辺謙さんと仕事では距離を取りながらキャリアを築いたことにも影響を受けているようで、宮沢さんももし親子共演するなら『そういえば宮沢氷魚と宮沢和史は親子だった』と2世であることが忘れられるくらい自身が活躍した暁に共演したいと考えているそうです」(前出・映画関係者)

2世の重圧を跳ねのけるように邁進し、俳優として開花した宮沢。映画『エゴイスト』では、今年3月に開催されたアジア全域版アカデミー賞ともいわれる「第16回アジア・フィルム・アワード」で最優秀助演男優賞を受賞するという快挙を成し遂げ、授賞式では英語で「このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に思っています」と喜びを爆発させていた。

そんな宮沢を支えるのが、’22年度前期の連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合)で夫婦役を演じ、プライベートでも恋人関係にある黒島結菜(26)だ。本誌は’22年11月、杏の自宅から2人が肩を並べて出てくるのを目撃。さらに今年3月のある晩、またもや杏の家を訪れていた2人は、その後、黒島の自宅マンションへと帰っていった。

翌日、2人は朝10時にマンションを出ると黒島の2匹の愛犬とともに30分ほど散歩をしていた。それぞれが1匹ずつ連れていたが、黒島の愛犬たちも宮沢に懐いているようで、宮沢は手慣れた様子で犬と一緒に散歩していた。

「杏さんは黒島さんのことも氷魚くんのことも『ピュアでいいコ』と気に入っているので、自分が好きな2人の交際に大喜びでしょうね。

2人とも多忙ですが、仕事の合間を縫って会っていて、黒島さんの自宅で時間を過ごすことが多いといいます。氷魚くんも犬好きですから、黒島さんとのお散歩デートは束の間の癒しだったのでしょう」(前出・芸能関係者)

4月18日、映画『はざまに生きる、春』の舞台挨拶で「掃除が好きで毎朝、掃除機をかけている」と明かし、司会が「一緒に暮らす方がいると苦労しますよ」と突っ込むと「そうなのかな?ハハハ」と笑っていた宮沢。黒島と共に暮らす日は、まだ遠い?