4月11日、学習院大学卒業と日本赤十字社入社を上皇ご夫妻にご報告するために仙洞御所を訪問された愛子さま。

仙洞御所付近には報道陣のほかに、愛子さまをひと目見ようと10人ほどの人々が集まっていた。

「愛子さま!」

歓声を受け、愛子さまは車のなかから笑顔で手を振られる。

「愛子さまをずっと応援してきました。最近はさらに愛らしくなりましたね。すべてが好きですけれど、特に笑顔が最高です。きれいになられて、涙が出そうでした。ご友人も多くて、学習院大学の卒業式では愛子さまの周りに人だかりができるほど大人気だったと伺っています」

こう語るのは、皇室ファン歴31年の白滝富美子さん(83)。

雅子さまと愛子さまの2世代にわたって応援を続けている。

メディアからの取材を受けることも多い“カリスマ追っかけ”で、この日も愛用の一眼レフで愛子さまを撮影していた。自宅には、お気に入りの愛子さまの写真が多数飾られているという。

「年齢的には“祖母と孫”ぐらいですね。小学校時代のつらい時期も乗り越えてこられましたし、本当に強くなられました。

いまでも私が元気でいられる理由は、こうして、ときどき愛子さまのお顔を見られることです。

明治神宮を参拝された愛子さまの所作やお辞儀の美しさにも感動して、元気をもらいました。『女性自身』さんも、愛子さまが表紙のときは読んでいますよ(笑)」

愛子さまの笑顔は、日本の高齢者たちの希望にもなっていた。