かつて大谷翔平選手(29)を公私ともに支えるパートナーとして、多くの人々から支持されていた水原一平容疑者(39)。違法なブックメーカーに借金を返済するため、大谷の銀行口座から不正送金を行っていたことで「ロサンゼルス・ドジャース」を電撃解雇されてから早1ヵ月となる。

調査では、水原容疑者の悪行の数々が明らかになっている。例えば水原容疑者は’21年9月から違法賭博を始め、数ヵ月後に多額の損失が出始めたことで、大谷の銀行口座の連絡先を自身の電話番号と関連するメールアドレスにひも付くように変更していたことが判明。大谷の口座から本人に無断で送金した金額は1600万ドル以上、日本円で実に24億4800万円以上にのぼるとも言われている。

そんななか4月19日、アメリカのスポーツメディア「ESPN」が「北海道日本ハムファイターズ」に所属していた外国人選手らの語った、水原容疑者の素顔について伝えた。

「ESPN」によると’14年から2年間、日ハムに所属したマイケル・クロッタ(39)は札幌市内の食料品店に行った際、水原容疑者が辛抱強く店内がどのようにレイアウトされているかを説明し、ラベルに書かれた日本語を英語に翻訳してくれたとコメント。

また’15年の1年間、日ハムのメンバーだったミッチ・ライブリー(38)も「彼は私の命綱でした」と言い、「通訳は文字通り、拡張してくれるものです。

コミュニケーション手段も書類作成の手段もない。彼らなしでは生きていけないので、私は彼らをチームの従業員ではなく友人として見ていた」と発言。さらに’16年から2年間、日ハムでプレーしたクリス・マーティン(37)は妻がシーズン中に妊娠。その際、水原容疑者が超音波検査に同行してくれたといい、「彼は何が起こっているのか、私たちにすべて教えてくれた」と述べたという。

悪行のいっぽうで伝えられた、水原容疑者の外国人選手らに対する献身ぶり。Xでは改めて水原容疑者の騒動を悲しむ声がこう上がっている。

《大谷さんが殊更水原さんに頼り切りだったわけではなくて、どの選手にも水原さんは献身的で信頼されてたって事だね。その信頼を盾にあんな裏切りをしてしまった。ギャンブルにはまらなければ良い人だったのだろうか?ギャンブルがなくても信頼を武器に窃盗できる人だったのだろうか?悲しいね…》
《ギャンブル癖さえなければ献身的で人に好かれやすい素晴らしい方だったんでしょうね、、。そりゃみんな信じるし頼りますよ》
《せつないし、本当に残念です。ため息がでました。詐欺や窃盗の罪もさることなが、大谷くんだけでなく 水原さんに感謝しているたくさんの人が「何故そうなった」と辛い気持ちでいると思います。

ほんと、「なぜ?」》