永瀬廉(25)主演の最新作となるNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』が6月27日より配信されている。
永瀬といえば、5月29日、京セラドーム大阪でおこなわれたSTARTO社のライブ「WE ARE! Let’s get the party STARTO!!」の準備中に右耳をけがするというアクシデントに見舞われ、約2週間、療養のため活動を休止していた。
6月18日、永瀬は冒頭の映画の記念イベントで表舞台に復帰するも、事故について説明することはなかった。
「療養期間中、永瀬さんは1週間ほど大阪で過ごしていたと聞いています。更新していた会員制ブログではけがについて“自分の不注意で起きてしまった”とつづり、詳細は明かしませんでした。病院への見舞いには中島健人さん(30)や、なにわ男子の西畑大吾さん(27)が来てくれたそうです。
また、永瀬さんのラジオ番組にピンチヒッターで登場した髙橋海人さん(25)は、『毎日電話している』と、2人にとって“特別な時間”となったと明かしていました。活動再開後も万全を期して、経過観察などで病院に通院することはあるようです」(音楽関係者)
5月23日にはKing&Prince株式会社の設立が発表された。ともに取締役に名を連ねている2人が、永瀬の療養中にも話し合っていたのは、キンプリの“新たな挑戦”についてだったという。2人の知人はこう語る。
「実は海外進出を真剣に検討しています。’22年11月、平野さん、神宮寺さん、岸さんが’23年5月にキンプリを脱退し、ジャニーズ事務所(当時)を退所すると発表されたとき、海外進出に積極的な3人と、消極的な2人と報じられたこともありました。
ですが、それは事実ではなく、両者には海外進出に対し、考え方の違いがあったのです。
昨年7月、2人体制となったキンプリはファンイベントを初開催。今後を心配する多くのファンを前に海外進出について「国内、海外とかより、目の前の人を幸せにすること」と髙橋が語ると、永瀬は、
「一歩ずつ、ゆっくりと僕ららしく歩いて。ファンの方々の立ち直れるスピードの速さはそれぞれ違うと思うけど、そういう方も置いていかずに、2人の歴史を紡いでいけたら……」
そう神妙に語っていた。
■台湾では永瀬の主演映画2作品が大人気
一方で、昨年10月15日、平野紫耀(27)、神宮寺勇太(26)、岸優太(28)の3人はNumber_iを結成。今年1月1日、『GOAT』で世界同時配信デビューし、配信3日でPVは1千万回再生を突破。Xの世界トレンド1位となった。
さらに今年4月、Number_iはアメリカ・カリフォルニア州でおこなわれた世界最大級のフェス「コーチェラ・フェスティバル」に出演。目標に掲げていた海外でのステージデビューを果たしたのだ。その際、平野は、
「出演させていただきすごく楽しかったです。そして、他のアーティストさんのステージも舞台袖で見ることができてすごく刺激になりました。最高でした!」
とコメントしていた。海外デビューでは先んじたNumber_i。
「アジアの中でも、中華圏である台湾を世界への第一歩として考えていると聞いています。 台湾では永瀬さんの主演映画『弱虫ペダル』や『法廷遊戯』が公開されていて、高い知名度を誇ります。所属レーベルから発売されたキンプリのCDの特典映像やライブDVDには、中国語字幕が付いた仕様も現地では流通しています。
永瀬さんは’23年11月に多汗のためイベントを一時退出しました。耳のけがの回復具合を見ながら、“早ければ今秋、台湾から海外ライブを実現させたい”と話し合っているといいます」(前出・知人)
前出の音楽関係者も言う。
「現在、2人が契約を結んでいるSTARTO社は旧ジャニーズ事務所に比べ、海外進出には非常に積極的です。本人たちの意向を最優先して、海外展開を練っているそうです。
キンプリの場合は、台湾を筆頭に2~3の国・地域を巡るアジアツアーを恒例化していくのではないでしょうか」
今年に入り、キンプリがNumber_iについて具体的に言及する場面も――。
「5月25日に放送された『with MUSIC』(日本テレビ系)にキンプリが出演した際、MCの有働由美子アナ(55)から『Number_iのパフォーマンスは見たりしますか?』と質問されました。2人は『もちろん!』と即答し、永瀬さんは『かっこいいよね、“GOAT”もね』と楽曲にも触れていました。
しかし、双方のファンを中心に番組で“あえて”この質問がなされたことに賛否両論が巻き起こったのです」(スポーツ紙記者)
そんなキンプリとNumber_iがついに7月13日、『音楽の日』(TBS系)で“共演”を果たす。
「司会の中居正広さんは“後輩”2組の共演について『環境を変えることによってパフォーマンスがより高みを目指していけるというのは悪いことじゃないと思う』と話していました。一部の過激ファンは“共演”にザワついていますが、当の2組は“刺激し合えるよき存在”として認め合っているといいます」(前出・音楽関係者)
永瀬は6月28日に配信された「映画.com」のインタビューで、「ライブなどでファンの方から歓声を浴びることで、次の仕事や明日へと向かうパワーをもらっています」と語っていた。アジアツアーでの声援は、さらに大きな力になるはずだ。