7月4日、お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(44)がXを更新。NSCの同期で、「R-1ぐらんぷり2009」王者の中山功太(44)のラジオでの発言に反論した。
西野が怒っているのは、7月3日に放送されたラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)での中山の発言。この日は、山里亮太(47)が体調不良のため、同じく同期であるとろサーモン久保田かずのぶ(44)、ネゴシックス(46)、そして中山が急遽代打を務めた。
山ちゃんや同期への質問に勝手に答えますという企画で、「同期のキングコングはどこを目指しているんですか?」というリスナーからの質問に対し、中山は「まぁでもYouTuber。あんたよう言ってたやんYouTuberと絵描きって。ただ今絵描きじゃないやん。脳みその中に絵描き出してるやん」とアンサー。
さらに中山は誕生日を迎えた西野が「物欲がないので服とかプレゼントはいらないですと、ライブに出してもらう花とかもお金もったいないと思います。そうじゃなくて、みなさん僕の誕生日に星をプレゼントしてください。プペルは10万個の発光するもので、星を客席に写したいと思っています」と言って、クラウドファンディングをしていると説明。
山里だったらこう言うのではないかとして、「俺これ結構矛盾してると思うねんけど。その物欲とかが何にもないって言ってるのに、クラウドファンディングで結局お金を集めるわけやんか。お金の無力化とか、お金から手を放そうみたいな、お金からの奴隷としての解放宣言みたいなのを彼やってたやんか。
この発言をまとめたネット記事を引用する形で、7月4日、西野はXを更新。《中山功太は何を言ってるんだろ?》と切り出し、《もし、これを本気で言っているのなら、絶望的に頭が悪い。これを鵜呑みにするファンがいたりするのかな?「チームの活動費の捻出(会社の運転資金の捻出)」と「個人の物欲」の区別が、まるでついていない。(お金の流れが絶望的に理解できてない)》と苦言を呈した。
さらに、中山が過去に「365日生放送のお笑い番組」を作る為にクラウドファンディングで予算を集めていたことについても《今回の彼の言い分だと、これも「物欲」にカウントされちゃうのかな?》と疑問を投げかけた。
そして、《「日本の子供のお金教育」の話をここで出したくはないけれど、「運営費(チームの支出に回す)の捻出」と「個人の浪費に使うお金」の線引きができない人間が我が物顔(正義ヅラ)で発信しているのは、さすがに危ないと思う》と痛烈に指摘し、《影で(身内だけ集めて)グチグチ言う中山功太はあまり見たくないし(※それを面白がる久保田先生もネゴちゃんも見たくない)、僕もそんなダセーことはしたくないので、この件について、皆が見ている場所で僕と直接一対一で喋ろうよ。芸人ならできるでしょ?》と怒りを露わにしていた。
これに対し、中山もXで反応。
西野はこれに対し、さらに返信。《丁寧に返信をくれてありがとう。そこには、たくさんのスタッフ(およびスタッフのご家族)の生活があり、子供達の為に動いてくださっている方々がたくさんいて、僕はそれらを守りたいので、便乗して叩くバカが生まれる功太の発言はシンプルに面白くなかったです。それを面白がっている久保田先生やネゴちゃんやラジオのスタッフの陰湿さとアホさにも、それなりにムカつきました》とつづり、苛立った心境をあらわにした。だが、《ただ、逃げ道のない状況で功太にマジレスをさせてしまったことには反省しています。ごめんなさい。今度は面白い話題で絡みたいです。宜しくです!》ともコメント。二人は和解したようだった。