23年6月に起こした女性トラブルが明るみとなり、芸能界引退へと至った元SMAPの中居正広(52)。レギュラー番組からの降板や番組そのものの打ち切りなど、芸能界にもたらした影響は計り知れない。

また、“SMAP再結成”が絶望的になったことも、ファンにとってはショックが大きいだろう。

SMAPといえば、グループの人気もさることながら楽曲の評価も高い。オリコンの調査によれば03年3月リリースの『世界に一つだけの花』は、16年のSMAP解散騒動を経てトリプルミリオンを達成。他にも『夜空ノムコウ』や『青いイナズマ』など、音楽史に残る名曲の数々を生み出してきたことでも知られている。そこで本誌は、『SMAPの好きな曲』について20~60代の男女500人にアンケート調査をおこなった。

第3位は00年8月リリースの『らいおんハート』。

SMAPの32枚目となるシングルであり、草彅剛(50)が主演を務めたドラマ『フードファイト』(日本テレビ系)の主題歌に起用された楽曲だ。心にスッと優しく届くメロディと歌詞が印象的で、いまもSMAPのバラードナンバーとして高い人気を誇っている。作詞はドラマを企画した脚本家・野島伸司(61)が手掛けており、ライオンのオスが命がけで必死にメスを守る姿がモチーフになっているという。

ちなみにTOKYO FMの『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!』では、以前「あつまれ!どうぶつの歌TOP10」というランキングを発表したことがある。文字通り「ライオン」がタイトルに入る同曲は、とんねるずの『ガラガラヘビがやってくる』やKing Gnuの『カメレオン』といった人気曲をおさえ、見事1位を獲得していた。

落ち着いた曲調で、穏やかな気持ちになれるといった声が目立った。

《情景が浮かびます》
《この曲を聴くと家族を守りたいと思う》
《誰かに守られてるように安心した気持ちになれるから》

第2位は27枚目のシングル『夜空ノムコウ』。

SMAPにとって初めてミリオンセラーを達成した作品であり、98年1月のリリース以降カラオケの定番曲となるなど、いまだ色褪せない輝きを放つ。作詞をデビュー2年目のスガシカオが手掛けていることでもファンにはお馴染みの楽曲で、スガ自身もセルフカバーをおこなっている。

SMAPのメンバー全員が揃って再びパフォーマンスを披露する可能性は限りなく低くなったが、SMAP解散後に木村拓哉(52)がソロライブツアーのステージで同曲を披露。『SONGS』(NHK)や『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM)などでも歌唱しており、ファンを喜ばせている。

歌詞を絶賛するコメントが多かった。

《世の中決して悪い事ばかりではない、きっと明るい未来が待っているというような意味合い?歌詞が良いと思ったから》
《メロディーや歌ってるシーンを思い出すから》
《作曲者が好きできいてみたところ名曲だと思った》
《歌詞がとてもピュアな感じで、懐かしい自分を思い出しキュンとなります。》

第1位は『世界に一つだけの花』が獲得。

03年7月にシングル盤がリリースされた同楽曲は、槇原敬之(55)が作詞・作曲を手掛けている。もともとは前年発売のアルバム『SMAP 015/Drink! Smap!』収録曲だったが、草彅剛主演のドラマ『僕の生きる道』(フジテレビ系)での主題歌起用を機に人気が爆発。シングルとして発売に至った経緯がある。

キャッチーなフレーズと明瞭なメロディでカラオケ人気も高い同楽曲は、SMAP解散騒動で再び注目を集めた曲のひとつ。

オリコンによれば25年1月時点で累積売上は314万枚に達しており、「オリコン歴代シングル ロングセラーランキング1位」「平成で一番売れたシングル作品」と発表されている。

SMAP最大のヒット曲は2位にダブルスコアをつける圧倒的な支持を集めた。

《メロディ、歌詞共に素晴らしく、何度聞いても飽きることもなく心に響くものがあるから》
《SMAPの代表曲はコレでしょう!!》
《ナンバーワンにならなくていい、オンリーワンだからという歌詞が好きだから》
《嬉しい時、悲しい時いろいろな場面で勇気付けてくれた曲であった》

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