「現在、木村さんは山田洋次監督(93)が手掛ける映画『TOKYOタクシー』のロケに臨んでいるそうです。同作を撮り終えた後には、主演ドラマ『教場』(フジテレビ系)の続編映画の撮影に入ると聞いています」(映像制作関係者)

’91年にSMAPのメンバーとしてデビューすると、一気にスターへの階段を駆け上がった木村拓哉(52)。

’24年12月に公開された主演映画『グランメゾン・パリ』の興行収入が31.2億円を突破するなど、第一線で活躍し続けているが、ここ数年で木村の事務所内での立場が変わってきたようだ。

「’20年代に入って、近藤真彦さん(60)の退所や嵐の活動休止などがあり、事務所が転換期に入りました。’23年には事務所創業者による性加害問題が明るみに。この影響もあってか、二宮和也さん(41)、生田斗真さん(40)などの有名タレントや、ジャニーズJr.の退所が相次ぎました。

そして’23年末に東山紀之さん(58)がSMILE-UP.社で被害者の補償に専念するために引退。こういった状況から、木村さんには事務所の“長男”としての自覚が芽生えてきたそうです。木村さんは自分に憧れて入所した後輩が大勢いることを知っていますから」(前出・映像制作関係者)

SMAP時代から木村を知る音楽関係者は、彼のキャラクターの変化を明かす。

「マネージャーが同じだったKis-My-Ft2とは交流がありましたが、ほかの後輩たちとはほとんど接点がありませんでした。誰もが知るスターですので、距離を感じていた後輩も……。

しかし、最近の木村さんは後輩たちと積極的にコミュニケーションを取るようになりました。

できる限り後輩たちの出演番組を見て、LINEで感想を送ったり、仕事で一緒になった際に『見たよ』と声をかけたりしています」

表舞台でも“兄貴分”のようだ。

「12月にはSnow Manの冠番組にゲスト出演し、アドバイスを送っていました。

またSnow Manの向井康二さん(30)とWEST.の濵田崇裕さん(36)のYouTubeチャンネルにも出演して、ゴルフ対決。

これからはできるだけ、後輩からのオファーは受けるつもりだといいます」(前出・音楽関係者)

’24年9月から、Netflixで、timeleszの新メンバーを決めるオーディション番組『timelesz PROJECT -AUDITION-』が配信されている。

「事務所の先輩として『出演したい』と話しているそうです。オーディションには、候補生に事務所で継承されてきた“掟”を伝えていく役割もありますので、“長男”として一肌脱ぎたいのでしょう」(前出・映像制作関係者)

’24年12月に配信された「ENCOUNT」のインタビューで後輩から受ける影響を聞かれて、《『こいつ、つまらないな』と思われて終わらないようにしている、というところでは影響を受けているかもしれません》と話していた木村。“兄貴宣言”で、後輩たちを引っ張っていく!

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