3月31日の解散まで、残すところわずか1カ月あまりに迫ったKAT-TUN。2月12日にSTARTO ENTERTAINMENTの公式サイトでグループの解散と亀梨和也(38)の退所が発表されたが、メンバーそれぞれが出したコメントにファンの受け止め方も様々なようだ。
「公式サイトで発表された声明はSTARTO社による説明のみで、メンバーそれぞれのコメントはなく、過去に解散したグループと比べても異例でした。年明けに公開されたファンサイトの動画では、メンバーたちが来年3月に迎えるデビュー20周年に向けて前向きに話し合っていたそうです。それからわずか1カ月ほどで状況が急転してしまい、動揺するファンが後を絶ちませんでした」(芸能関係者)
ファンの思いを汲むように、解散発表から真っ先にコメントを出したのは上田竜也(41)だった。13日夜にファンサイトのブログでファンに「KAT-TUNを守りきる事が出来なくてごめんなさい」と謝罪した上で、「急展開で心の整理が全く出来上がっていません」と複雑な心境を吐露。
翌14日夜には亀梨もファンサイトのブログを更新し、「今回このような結果になってしまったこと、心より申し訳なく思っています。本当にごめんなさい」などと丁寧な言葉で謝罪していた。
いっぽうコメントを出したメンバー2人とは対照的に、沈黙を守っていたのは中丸雄一(41)。昨年8月の密会報道によって自粛生活を送っていたが、今年1月3日に活動再開を発表したばかり。しかし未だにメディア出演もないため、解散に伴う動向が注目を集めていた。
そんな中丸が沈黙を破ったのは、KAT-TUNの解散発表から6日が経った18日夜のこと。ファンサイトで更新されたブログに音声のみの動画をアップし、自らの心境を伝えたのだった。
動画内で「いつもね、見に来てくれている方に対して一方的になってしまって、本当に申し訳なく思っています」と語り、KAT-TUNの解散に言及した中丸。
続けて「ただ、それ以上に、いつも応援してくれてるファンの皆様に、こういった悲しい思いをさせてしまったことが、ものすごい心苦しく思っています」と詫び、ファンと対面できる機会を設けることも呼びかけていた。
中丸のブログ更新は自粛期間に入る直前の昨年8月5日以来となり、Xでは《声が聞けて嬉しいです!!!》《待ってたよ!》とファンの歓喜する声が続々。だがそのいっぽうで、中丸の“通常運転”ぶりに複雑な感情を抱いたファンもいたようだ。《今回の読むラジオ聴いてもなんか他人事みたいで…上田くんと亀ちゃんのブログの時は号泣したのに》《顔が見えないと中丸くんの感情見えない》と、困惑する声も散見された。
「肉声でファンに謝罪した中丸さんですが、話し方は以前と変わらず淡々とした口調でした。加えて、上田さんや亀梨さんのコメントと比べると、謝罪の言葉がくだけた印象だったので、温度差を感じてしまったファンもいたようです。もし表情まで見えていたら、伝わり方も違っていたでしょう。
また、中丸さんがブログを更新するのはスキャンダルが報じられて以来、初めてのこと。にもかかわらず、最新動画ではスキャンダルに関するコメントがなかったため、中丸さんを待っていたファンからすると少し物足りない内容だったのかもしれません」(芸能関係者)
解散後は、引き続きSTARTO社で活動を続ける中丸。情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)に復帰する可能性も浮上しているが、一日も早く元気に活動する姿をファンに届けることができるだろうか。