お茶の間を大いに賑わせた春ドラマが続々と最終回を迎え、7月から本格的に夏ドラマが始まる。今夏も、胸がときめく青春ストーリーから本格派な刑事ものまで、幅広いジャンルのドラマが揃い踏みだ。
そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~70歳の「ドラマを週に1回以上見る」という男女500人を対象に「期待している夏ドラマ」についてのアンケート調査を実施した。
第3位は『ひとりでしにたい』(NHK)。
第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した漫画家カレー沢薫(42)による漫画原作の本作。綾瀬はるか(40)が演じる、叔母の死をきっかけに終活を意識し始めた30代後半独身女性、山口鳴海の生きざまをコミカルに描いた社会派ドラマだ。
アンケートでは《気になるタイトルだから》《パッと見暗い重めなテーマを、コメディタッチで描かれている感じが面白そう。共感できることが多くありそうだから》と、過激なタイトルや、その印象とはギャップのあるコメディタッチな内容に関心を寄せる声や、《綾瀬はるかが大好きだから》とキャストに注目する声が多く寄せられた。
第2位は『19番目のカルテ』(TBS系)。
松本潤(41)が約7年ぶりに日曜劇場で主演を務める本作。病が複雑化した患者に対応するため新設された19番目の新領域「総合診療科」で、専門医では見抜けない複合的な病に対し“問診”を武器に治療していく、全く新しい医療エンターテイメント。
アンケートでは《キャスト陣と日曜劇場でありがちな伏線回収と大どんでん返しに期待しているから》と“日曜劇場ブランド”に期待をしている声や、《久々の松潤のドラマだから》と、7年ぶりとなる松本の日曜劇場への凱旋に期待を募らせる声が見受けられた。
第1位は『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系)。
広瀬すず(27)が主演を務めた映画三部作から10年後の世界を描いた『ちはやふる』の正統続編。當真あみ(18)演じる高校生・藍沢めぐるを中心に、競技かるた部が激戦を繰り広げる。前作キャラが主人公らの顧問を務める胸アツな展開にも注目が集まっている。
アンケートでは《原作が面白いし、映画もよかったから》《前回がとても楽しかったので、今回も楽しいはずだと期待したから》といった声が多く、前作や原作の面白さから期待が高まっている様子が見受けられた。また《広瀬すずに期待》と、前作主人公・綾瀬千春を演じた広瀬がOGとして出演する展開にも期待を膨らませているようだ。
期待の高まる夏ドラマ。これからの放送が楽しみだ!