(彰化 25日 中央社)中部・彰化市の林世賢市長は24日、同市を訪問した岩手県野田村の小田祐士村長ら一行に名物グルメを紹介し、今後彰化のグルメを日本でPRしていくことに意欲を示した。

野田村は2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、ホストタウンとして台湾との交流を推進。
昨年7月に台湾友好演奏会を村内で開催し、彰化市立管弦楽団を招いたのをきっかけに彰化市とのつながりができた。野田村側は、訪問団で同市を訪れることを約束しており、今回10数人のメンバーで訪台した。

小田村長ら一行は24日午前、彰化市公所(役所)で市立管弦楽団の演奏による歓迎を受けた後、林市長の案内で飲食店に向かい、名物の肉圓(皮付き団子)や猫鼠麺(汁麺)に舌鼓を打った。林市長は猫鼠麺について、名前は店主のあだ名が由来で、中には猫も鼠も入っていないと説明。小田村長ら一行は肉圓にも興味津々で、作り方を尋ねていた。

小田村長は、台湾は東日本大震災時に温かい手を差し伸べてくれたと感謝を示し、彰化市との交流をさらに密接にしていければと述べた。


(呉哲/編集:名切千絵)