(東京 27日 中央社)コスプレの祭典「世界コスプレサミット(WCS)2019」の開幕式典が26日、東京で行われ、世界各地のコスプレーヤー約80人が集結した。台湾代表の2人組「鶏鴉戦隊」も人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」のキャラクターに扮し、ステージでポーズを決めた。


同イベントでは、コスプレの世界一を決める「ワールドコスプレチャンピオンシップ」が開催される。鶏鴉戦隊の高橋凌さんと陳小刀さん(いずれもコスプレネーム)は今年1月に台北市内で行われた予選で優勝し、代表の座を手にした。本選も予選で扮した台湾の伝統人形劇「ポテヒ」(布袋戯)のコスプレで勝負する。

本選では舞台上での衣装チェンジに挑戦する。衣装や小道具の制作を担当する陳小刀さんが3カ月かけて作った力作で、今回日本に運んできたものの重さは計160キロに達する。高橋凌さんが舞台上で背負う予定の道具などは少なくとも11キロはあるという。
好成績を残したいと2人は意気込んだ。

同イベントは7月27日から8月4日まで、東京や名古屋で開催される。

(楊明珠/編集:楊千慧)