(台北中央社)18日午前2時、フィリピンの東の海上で軽度台風(台湾基準)台風20号が発生した。午前8時現在、台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)の東南東約1010キロの海上にあって、時速11キロで西北西に進んでいる。
中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル。中央気象局は、今後の動向を注視するとしている。

18日の台湾本島は北東の風の影響を受け、東北部・宜蘭県や北部の一部の山間部を除く広い地域でおおむね晴れる見通し。各地の早朝の気温は21~24度だったが、日中の最高気温は北部や東部で26~29度、中部や南部では31~32度に達するとみられる。気象局は、朝晩と日中の気温差に注意するよう呼び掛けている。

(編集:塚越西穂)