(台南中央社)南部・台南で今月、トラの姿をした神「虎爺」をテーマにしたイベントが開幕する。目玉は、神意を問う占い道具「ポエ」を使った運試し大会で、上位5人には虎爺の浮き彫り彫刻が贈られる。


魔よけの力を持つなどとされる虎爺。寺廟内の祭壇の下に祭られていることが多く、かわいらしい姿から「神界の萌え代表」として人気を集めている。

三日月型の形をしたポエは、2つで1組。投げて表と裏の組み合わせが出たら「肯定」、2つとも同じ面であれば「否定」の意味となり、大会では表と裏の組み合わせを出した回数で競う。

イベントは12日から。この日の午後には虎爺を乗せたみこしを小学生が担いで町を練り歩く。
運試し大会は19日。一連のイベントは来年1月初めまで続く。

(張栄祥/編集:楊千慧)