(台北中央社)インドで行われているサッカーの女子アジア・カップで26日、1次リーグA組の台湾が5-0でイランに快勝した。台湾は同組2位に入り、準々決勝進出を決めた。
同大会は2023年女子ワールドカップ(W杯)予選を兼ねており、台湾が準々決勝で勝利を収めればW杯出場が確実となる。

対イラン戦で、台湾は前半で3得点し、うち2得点を賴麗琴が決めた。賴は後半に与えられたペナルティーキックも決め、ハットトリックを達成した。

同大会では、オーストラリアを除く上位5チームにW杯出場権が与えられる。A組の台湾は初戦で中国に0-4で敗れたが、イランに勝利し1勝1敗とした。インドは複数選手の新型コロナウイルス感染などで大会を撤退した。


蔡英文(さいえいぶん)総統は27日、フェイスブックを更新。台湾代表がイランを破ったことは「鍵となる1勝だった」とし、選手たちをねぎらった。

台湾は30日、B組2位のチームと対戦する。

(龍柏安/編集:楊千慧)