(台北中央社)国連関係機関などが20日に発表した「世界幸福度報告書」によると、国・地域別の幸福度ランキングで台湾は世界143カ国・地域中、31位だった。前年の27位から順位を下げたが、東アジアでは最高位だった。


ランキングは米調査会社ギャラップが2021年から23年まで対象国・地域の住民に行った調査に基づく。回答者は生活の満足度を10点満点で評価。1人当たりGDP(国内総生産)や健康寿命、社会的支援、自由度なども評価の対象で、年平均値を各国・地域のスコアとした。

台湾のスコアは6.50点(前年6.54点)。年齢層別では30歳未満が6.91点と最も高く、30~44歳が6.50点、45~59歳が6.41点、60歳以上が6.28点だった。

1位はフィンランドで7.74点。
以下、デンマーク(7.58点)、アイスランド(7.53点)と続いた。台湾周辺の主要国・地域では、シンガポール(6.52点)が30位、日本(6.06点)が51位、韓国(6.06点)が52位、中国(5.97点)が60位、香港(5.32点)が86位だった。

(編集:田中宏樹)