台湾からのファンも駆け付ける中、マウンドに立った古林。一回は守備のミスに足を引っ張られ3失点(自責1)を喫した。二回には落ち着きを取り戻し、日本プロ初奪三振を記録。四回は無死一、二塁のピンチを招くも、左飛と2者連続三振を決めて切り抜けた。
だが六回、四球と1安打で1失点。その後さらに相手選手に3ランを浴び、途中降板した。5回2/3を投げ9安打7失点(自責5)の成績だった。試合は楽天が8-3で勝利した。
古林が昨季まで所属した台湾プロ・統一ライオンズもこの日、デビューを記念してイベントを実施。試合前の時間を利用し、南部・台南市立球場のスクリーンに中継映像が放映され、ファンらが雄姿を見届けた。
(楊啓芳/編集:田中宏樹)