阿里山鉄道と黒部峡谷鉄道、片方の使用済み乗車券でもう一方無料に 毎年恒例／台湾
黒部峡谷鉄道沿線の美しい風景＝農業部（農業省）林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処提供 画像（1枚）
（嘉義中央社）南部・嘉義県の景勝地、阿里山などを走る阿里山林業鉄路（阿里山鉄道）と富山県の黒部峡谷鉄道は5月3日から、片方の使用済み乗車券の提示でもう一方の乗車券を無料で提供するキャンペーンを行う。双方は2013年に姉妹鉄道の連携を締結し、14年以降は新型コロナウイルスの流行で行われなかった20～22年を除いて毎年、同様の取り組みを実施している。


阿里山鉄道を管理する農業部（農業省）林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処が28日、発表した。黒部峡谷鉄道の使用済み乗車券（宇奈月─笹平または宇奈月─猫又）を阿里山駅で提示すると、阿里山鉄道の支線（祝山、沼平、神木線）で2日間乗り放題となる乗車券を無料で受け取れる。乗客の国籍は問わない。

台湾からの旅客は、使用済みの阿里山鉄道支線2日間乗り放題乗車券と中華民国（台湾）のパスポートを黒部峡谷鉄道の宇奈月駅で提示すると、黒部峡谷鉄道の往復乗車券を受け取れる。

キャンペーンは11月末まで。

（蔡智明／編集：田中宏樹）
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