中国は来年2月1日、改正「炭鉱安全規定」を施行する。全777条で、56条を追加し、353条を大幅改正した。

国家鉱山安全監察局が13日に明らかにした。

同局の担当者によると、炭鉱安全監視技術の成熟・向上や巡回検査ロボットの開発で、改正版は坑内のガス検査員数と検査頻度を大幅に削減した。また坑内のガスのレベルや岩盤破裂圧力、炭層自然発火性、炭塵爆発、露天掘り炭鉱の地滑り災害など、炭鉱の危険度評価を安全試験・検査の対象とした。評価・認定機関は国が定める資格を有することが求められる。水害対策についても安全性実証と有効性検証の実施方法を明確にした。

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さらに地質探査、坑内作業、監視モニタリング、露天掘りなど多くの分野での自動化・インテリジェント化技術の導入と具体的要件を明確にした。【新華社北京】

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