会場には国家発展委員会が後援する「スタートアップ・アイランド台湾」が台湾パビリオンを設置。小池百合子東京都知事も視察に訪れた。
バイオテクノロジーの分野では、キャンサーフリー・バイオテック(精拓生技)ががん患者の血液から作成した3次元腫瘍モデルを使い、抗がん剤の有効性などを事前に確かめる「アバター治療」技術を紹介。自動運転技術を持つチューリング・ドライブ(台湾智慧駕駛)は、ゴルフカートや貨物運搬車など特殊車両向けに特化した技術で、地域社会に持続可能な移動モデルを提案している。
またエネルギー管理ではネクストドライブ(聯斉科技)は、家庭・事業者向けに開発した再生可能エネルギーを効率的に活用できるマネジメントシステムをアピールしている。
(楊明珠/編集:齊藤啓介)