万博は先月13日に開幕。テックワールド館はこの日、12万5000人目の来館者を迎えた。
12万5000人目となったのは息子と一緒に兵庫県から訪れた40歳女性。女性には台湾と日本間の往復航空券が贈られた。女性は松井さんを生で見られた上に航空券もプレゼントされたことに驚きと喜びを示した。
松井さんは玉山デジタルテックの黄志芳(こうしほう)名誉会長と共に館内ツアーに参加し、展示を体験した。入館時に提供されるスマートブレスレットで来館者の心拍数を計測し、そのデータを基にお薦めの旅行プランを映像で紹介するという仕掛けに言及し、テクノロジーの素晴らしさを感じたと話した。また、映像で推薦された場所にはまだ行ったことがないと明かし、実際に行ってみたいと期待を寄せた。
松井さんは、来館者全員がプレゼントをもらえることにも驚きを示し、台湾人の温かいおもてなしの心を表していると笑った。
(戴雅真/編集:名切千絵)