(台南中央社)南部・台南市政府が友好交流都市協定を結ぶ北海道富良野市との交流を目的に、富良野高校に贈った市産パイナップルが先日、同校に届き、全校生徒に振る舞われた。これを現地メディアが取り上げ、「おいしい」「果肉だけでなく、芯まで柔らかくて甘い」などの生徒の声が紹介された。
市が26日の報道資料で明らかにした。

両市は昨年8月、友好交流都市協定を締結した。富良野市は富良野地域日台親善協会を通じ、台南産パイナップル約3トンを注文。今月15日に台南から日本に向けて出荷された。黄偉哲(こういてつ)台南市長はこれに合わせ、友好都市の温かさを示そうと、同校への市産パイナップル寄贈を決めた。

黄市長は、富良野市と今後、農水産物や教育旅行、スポーツ、文化・芸術などさまざまな分野での協力を引き続き推進していくと意欲を示した。

(楊思瑞/編集:荘麗玲)
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