(台北中央社)北東の季節風の影響で、26日の台湾は中部以北や東北部、東部でひんやりとした一日になった。台北観測所では午前8時30分ごろ、17.3度を観測し、同観測所で5月下旬に観測された気温としては19年ぶりの低さとなった。


中央気象署(気象庁)の陳姵安予報官によれば、台北観測所で観測された5月下旬の気温としては、16.6度を観測した2006年5月30日以来の低さ。

北部では27日早朝までひんやりとした体感が続くが、大気中の水分が次第に減少するため、気温がさらに下がるかどうかは観察が必要だとしている。

同署が26日に発表した来月1日までの週間天気予報によれば、27日は季節風が弱まり、北部で29度、中部や南部で33度まで気温が上がる見通し。29日から30日にかけては北東の季節風の影響で再び気温が下がる。31日からは季節風が弱まり、各地で気温が上がるという。

(張雄風/編集:荘麗玲)
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