現場は中正記念堂に近い、幹線道路2本が交わる地点。
交通局が中央社に明らかにした改善策は▽対向車や歩行者の動線と交差しないよう、バスだけが左折可能とする時間を設けた信号機の設置▽歩行者が一度に横断する距離を短縮するための安全島整備▽車両側からの視野を確保するため、交差点中心から離れた位置への横断歩道移設▽歩行者優先や右左折時の安全確認徹底など、バス運転士に対する教育訓練と管理の強化▽夜間の歩行者と車両の視認性向上のための照明設備の改善―など。
蒋万安(しょうばんあん)台北市長は20日、事故について胸を痛めていると語り、交通局の調査後に内容の評価と調整を行う方針を示していた。
(楊淑閔/編集:齊藤啓介)