頼氏は「リコールに賛成か反対かを問わず、公民の権利を行使した国民に感謝する」と言及。「今日の結果は一方の勝利ではなく、もう一方の失敗でもない」「社会に異なる立場が存在していても、台湾の人々は合憲・合法な方法によって意見を表明し、決定を下せる。これこそが民主主義台湾の最も尊い点だ」と語った。
市民の力に感謝するとし、その力は無駄ではなかったと述べた。その上で、「市民の行動が一人一人の政治家に対し、国家に忠誠を誓い常に国民の監視を受ける義務があることを再認識させた」「反共護台(中国共産党に反対し、台湾を守る)という国家の方向性をより確固たるものにし、反共護台の市民の力を結集させた」とつづった。
政府の責任は揺るがず冷静に、国民のために尽くし、国家の利益を守り、国を前進させ続けることだとした。与野党が立場を超え、社会が分断せずに、民主主義と自由の憲政体制を引き続き堅持し、国家を守り抜いていくことを願うと述べた。
(葉素萍/編集:田中宏樹)