(桃園中央社)北部・桃園市政府は11月7日から9日にかけ、台湾と日本、韓国のプロ野球3チームによる交流試合を開く。同市に本拠地を置く楽天モンキーズと日本の東北楽天ゴールデンイーグルス、韓国のKTウィズが、楽天桃園野球場で熱戦を繰り広げる。


15日に記者会見が同市で行われ、張善政(ちょうぜんせい)市長や各球団の担当者が出席した。

張氏はあいさつで、自身が8月に訪日した際、イーグルスは積極的に協力を申し出て野球交流を促進したと言及。KTウィズは韓国で優勝経験がある実力派であり、モンキーズも長年にわたって桃園に根を下ろしてファンとのつながりを深めてきたとした上で、このハイレベルな3チームが集まって試合を行うことで、台日韓の都市交流を進められればと話した。

モンキーズの牧野幸輝ゼネラルマネジャー(GM)は、野球の試合以外に各国のチアリーダーによるパフォーマンスもあると紹介し、来場を呼びかけた。

イーグルスの球団執行役員コーポレート本部長、岡田朋城氏は、交流戦は選手にとって来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて貴重な経験になるだろうと言及。3球団が連携して友情を深めるとともに、今後は桃園市とも各分野での交流協力をしていければと語った。

11月7日にイーグルス・KTウィズ戦、同8日にモンキーズ・イーグルス戦、同9日にモンキーズ・KTウィズ戦が行われる。桃園市政府体育局によれば、チケットは台湾では9月23日に発売。参加選手は10月中に発表される。

(呉睿騏/編集:田中宏樹)
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