(東京中央社)超党派の立法委員(国会議員)でつくる台日交流聯誼会のメンバー12人は26日、東京で国民民主党や立憲民主党の関係者らと相次いで面会し、台日関係などについて意見交換した。

同聯誼会のメンバーは25日から訪日している。
26日昼には日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会の隅修三会長が主催した昼食会に出席した。午後には台北駐日経済文化代表処の李逸洋(りいつよう)代表(大使に相当)と共に、衆院議員会館で国民民主党の玉木雄一郎代表、浅野哲青年局長らと面会した。

玉木氏は、青年局のメンバーが7月に訪台した際には、台湾側から熱烈な歓迎を受けたことや、現在も党内の数人が台湾を訪問していることに言及。自身も今年2月に台湾で各界の関係者と幅広く意見交換をしたと振り返り、日台双方の友好関係は絶えず推進させなければならないとあいさつした。

また23日に東部・花蓮県でせき止め湖から水があふれて起きた洪水災害について、被災者に見舞いの言葉を述べた。その上で、台湾と日本はいずれも地震や自然災害が多いことに触れ、防災分野で協力できることがあれば支援し合うべきだと語った。

聯誼会会長の韓国瑜(かんこくゆ)立法院長(国会議長)は、交流協会の調査で「日本が好き」と答えた人が76%に達していることなどを紹介。高い好感度は台日関係のさらなる発展の重要な土台になると語った。

聯誼会のメンバーはその後、立憲民主党本部で代表の野田佳彦元首相らと面会した。

(戴雅真、楊明珠/編集:齊藤啓介)
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