いくらや筋子、ししゃもの卵とか私も大好物なのだが、それはカニも同様だったようだ。
NOAA(アメリカ海洋大気庁)の探査船Okeanos Explorerは現在、「Windows to the Deep 2019」プロジェクトを実行中で、深海に生息する海洋生物の調査を行っているが、前回のラビオリ型ヒトデに続き、またしても深海の様子をとらえたレアな映像の撮影に成功したようだ。
今回とらえられたのは、ノースカロライナ州の深海で魚の卵をムシャムシャと食べるカニのお食事シーンだ。
【深海920メートルの海底で見られたカニの食事風景】
7月5日、13回目の潜水となるNOAAの探査チームが、ノースカロライナ州ロアノーク沖の深海に潜む生物を探査したところ、920メートルの海底で、魚の卵を食べているカニの姿を発見した。
#Okeanos dinner bell has rung and we have completed the final dive of the Windows to the Deep 2019 expedition. Relive July 5th as you watch a Chaceon crab plucking possible sculpin eggs from a pile and eating them. Learn more @ https://t.co/rfbMVBOo1X pic.twitter.com/IErojlNlGw
— NOAA Ocean Explorer (@oceanexplorer) July 11, 2019
海底の岩の上で、爪足2本を使ってカジカのものとされる卵をむさぼっているのは、深海に生息するワタリガニの一種、オオエンコウガニだ。
これらの卵はカジカが岩の上に産み付けたもの。大量の卵が次から次へとカニの口に運ばれている。
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更にカメラは、このカニの口周りに寄生している無数の節足動物の姿も収めることができた。
それらは、カニの遠い親戚とされる腐食性動物の端脚類で、カニがこぼす魚の卵のおこぼれにありつこうと、まるでアリのように群がっていたようだ。
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【とりあえず何でも食べちゃう傾向がある雑食性のオオエンコウガニ】
甲殻類専門家のマーサ・ニジンスキ博士は、オオエンコウガニについて次のように述べている。
オオエンコウガニは、遭遇したもの全てを可能な限り摂食する傾向にあります。甲殻類や貝類以外にも、軟体動物や多毛類の水虫も食べることで知られています。
しかし、今回のように魚の卵を頬張るオオエンコウガニの習性は、一般的には観測されていなかったようだ。
新たな発見をしたことで、今後オオエンコウガニの好きな食事メニューに、魚の卵が加わることは間違いなさそうだ。
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なお研究チームによると、空腹とみられたカニは大量の卵を摂食した後満足したのか、自分よりサイズの大きなヤマアラシガニが通りかかった時にはその場からさっさと移動したという。ちなみに、ヤマアラシガニは魚の卵には全く興味を示さなかったことのことだ。
で、人間的にはオオエンコウガニって食べられるのかどうかが気になるところだが、もちろんおいしくいただけるそうだよ。ただし希少なカニなので市場にはあまり出回っていないそうだが。
References:oceanexplorer.noaa.govなど / written by Scarlet / edited by parumo
記事全文はこちら:魚卵うめぇ!深海920メートルの海底で、魚の卵をむさぼるハングリーなカニのレア映像(アメリカ)※ツブツブ注意 http://karapaia.com/archives/52277076.html











