クリストフ・スミヨン騎手=ベルギー出身、フランス拠点=がセントジェームズパレスS・G1(日本時間17日未明)で8日間の騎乗停止処分に異議申し立てを行ったことに対する2度目の審議会が、7月2日に行われた。BHA(英国競馬統括機構)は控訴を棄却したが、騎乗停止の期間を8日間から5日間に軽減した。

英国競馬メディアの「アットザレーシズ」が報じている。

 英国ロイヤルアスコット開催初日の注目G1で、スミヨン騎手はプエルトリコ(6着)に騎乗した際、外に進路を取って他馬の進路に影響を及ぼした。その際、内で脚をためていた同じAオブライエン厩舎のグスタードの進路をサポートしたとして、BHA(英国競馬統括機構)は「チーム戦術」違反でペナルティーを科していた。6月26日の控訴審でスミヨン騎手は「外への誘導は柵内側に約50人の子供がいたため」と反論したが、審理は持ち越しとなっていた。

 この日の再審議でBHAの委員は「有利な状況を与えた」と判断したが、「控訴人がそのようにする意図を持っているとは認めない」と述べたという。妨害はあったが、故意ではないと結論が出た。

 当初の騎乗停止期間は6月30日から7月7日までとなっていたが、審議会の結論が出ず7月2日までは騎乗可能となり、今回の裁決で7月3日からの適用となる。

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