草むらの中に放置された恐竜たち。建設が中断されたロシアにある未完の複合観光施設
 ロシア、モスクワから車で3時間ほどの場所に建設が進められていた、複合観光施設「ゴールデン・シティ」は、2021年夏にオープン予定だったのだが、諸事情により計画が進まず今だ未完の状態となっている。

 施設の目玉となるはずの巨大恐竜の像は既に設置されていたのだが、草むらに放棄された状態となっているのだが、逆にそれが独特の雰囲気を醸し出している。


建設が中断されたロシアの巨大複合施設 ロシア、トゥーラ州 ペトロパヴロフスコエで建設が進められていた「ゴールデン・シティ」は、テーマパークをメインに、ホテル、庭園、噴水、レストランなどを備えた複合観光施設となる予定だった。

 目玉となるテーマパークには、恐竜や乗り物、ヨーロッパ最大のジェットコースターを設置し、2021年夏にオープン予定だったが、諸事情により建設が中断された状態で今日を迎えている。

 伸びきってしまった草むらの中には、既に設置されたディプロドクやティラノサウルスなどの像があり、そこだけ時が止まったかのような不思議な雰囲気を漂わせている。

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Photo by:hellocuva
[画像を見る]  「ゴールデン・シティ」は厳密には立ち入り禁止となっているが、チェックポイントにいる警備員に「ゴールデン・シティ」にいることを伝え、両側から迂回するだけで、恐竜のいるテーマパークに入ることが可能だという。

 座標は54.122707, 38.023933の位置にある。

 ちょっとしたジュラシックパーク気分を味わえることができることから、インスタグラマーたちが素敵構図の写真を撮影し、投稿している。
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