生成AIのせいでマクドナルドのドナルドが悲惨なことに...昆虫化して店内を徘徊
 最近あまりその姿を見かけなくなったマクドナルドのイメージキャラクター、ドナルドは今、何をしているのだろう?海外ではそんなテーマがよく話題に上がるのだが、とんでもないことになっていたようだ。

 2016年に事実上の引退となったドナルドは、マクドナルドに恨みを持っていて、ゴキブリやクモと合体し、巨大クリーチャーとなって店内に出没しては顧客を驚かせているなんて噂も出ている。


 今や生成AIでどんなイメージも画像にできるようになった。そのせいで、そのうわさが具現化された画像が次々に生成されてしまっているようだ。

 ということで、ゴキブリやクモ、ピエロが苦手な人は留意してね。

ドナルドが姿を現さなくなった背景 マクドナルドのマスコットキャラクター「ドナルド・マクドナルド」の海外での正式名称は「ロナルド・マクドナルド(Ronald McDonald)」だ。

 1963年にローカルテレビの広告用キャラクターとして誕生してから、どんどんその地位を確立し誰もが知る人気のキャラクターとなった。

 ところが、食の安全を守る市民団体が2010年、「ドナルドは、子供に高カロリー食の需要をあおり、健康被害を与えている」と抗議行動を行った。


 さらに2016年に入ると、アメリカやイギリスで不気味なピエロの格好で人を脅かすという悪質ないたずらが多発するようになった。

 この「キラー・クラウン」と呼ばれる不気味なピエロ事件が相次いだことで、ピエロであるドナルドの地位はどんどん追いやられていった。

 海外では事実上、2016年以降ドナルドは引退に追いやられた形となっていたのだ。

[画像を見る]

photo by iStock生成AIでホラーなクリーチャーと化すドナルド とはいえかつては一世を風靡したドナルドである。その姿を見かけなくなると、今は何をしているのだろうとその身を案ずる人も多い。

 その答えとして利用されているのが生成AIだ。


 SNS上では害虫のように忌み嫌われていったドナルドを、ゴキブリやクモに見立てる者も多く、それらと合体し、恐ろしいクリーチャーとなった姿が次々と生成されていったのだ。

 普段はマクドナルドの地下に潜伏していて、時にB級ホラー映画に登場するような姿となって店内の顧客に襲い掛かっているとかいう都市伝説めいた設定も誕生している。

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

[画像を見る]

 勝手に持ち上げられ、勝手に蹴落とされていったドナルドの恨みは十分に伝わった。確かにドナルドは悪くない。ドナルドの周りの環境が変わったことで巻き込まれただけなんだから。

 恐ろしいクリーチャーと化したドナルドも怖いけど、生成AIも怖いな。
一番怖いのは人間なんだけども。

References:What Happened To Ronald McDonald, According to AI ≫ Design You Trust / Written by parumo

画像・動画、SNSが見れない場合はオリジナルサイト(カラパイア)をご覧ください。