上海、2026年4月15日 /PRNewswire/ -- 進行消化器がん向けの画期的な新しいCAR-T細胞療法が2026年前半に中国で利用可能になる見込みであり、がん治療を大きく前進させる一歩となります。Jiahui International Cancer Center(上海嘉会国際病院がんセンター)は、適格患者に対し、この革新的な治療の提供を担う主要医療機関の一つとなる見込みです。
この療法は、satri-cel(CT041)として知られ、胃がんや膵臓がんで多くみられるバイオマーカーのClaudin18.2を標的とする、固形腫瘍向けに特別に開発された世界初のCAR-T療法です。
がん治療の新時代
CAR-T療法は、患者自身の免疫細胞を用い、それをがん細胞を正確に認識して攻撃できるよう再プログラムした、高度に個別化された治療法です。従来の治療法とは異なり、CAR-T細胞は体内で増殖し、時間の経過とともにがんと闘い続けることができます。
CAR-Tはすでに血液がんの治療成績を大きく変えてきましたが、この新しい療法は、これまで有効な治療選択肢が限られていた固形腫瘍の治療における大きな突破口となります。
有望な臨床結果
中国で実施された臨床試験では、進行性の胃がん・食道胃接合部がんの患者において、有望な結果が示されています。
・客観的奏効率(ORR):約41%で、標準治療を大きく上回ります
・一部の比較では、従来治療と比べて10倍超の改善が示されています
・無増悪生存期間は、標準治療での約1.7か月に対し、約4.7か月まで延長されています
これらの結果は、主要な国際学会で発表され、権威ある医学雑誌にも掲載されており、この療法の世界的な重要性を示しています。
大きなアンメットニーズへの対応
進行胃がんおよび進行膵臓がんは、依然として最も治療が難しいがん種の一つであり、治療ラインが進んだ段階では有効な治療選択肢が限られ、生存成績も不良です。
このCAR-T療法は、従来の治療選択肢を使い尽くした患者に新たな治療の道を提供します。
この治療法の対象となり得る患者
この治療法は、次のような患者に適している可能性があります。
・進行性または転移性の胃がんもしくは食道胃接合部がんがある
・2ライン以上の治療歴がある
・Claudin18.2陽性腫瘍を有する
・臨床上の適格基準を満たす
各患者は、適格性を判断するための詳細な医学的評価を受けます。
今後の展望
この療法は、がん領域における画期的な節目であり、CAR-T治療の対象を血液がんにとどめず、固形腫瘍へと広げる道を開くものです。
現在進行中の研究では、より早期の治療や他の腫瘍タイプへの適用を含め、より幅広い応用が検討されています。
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