この設置場所は、同じ多気町にある「多気クリスタルタウン工業ゾーン」内となり、発電出力は1,990kW、想定年間発電量は1,700万kWh/年としている。
発電に用いる燃料には、約3万t/年の木質チップを使用するとしており、この発電所の着工は2020年1月を、また運転開始は2021年1月を予定している。
なお同社は、昭和36年11月15日創立の中部火力工事株式会社が前身で、名古屋市熱田区五本松町に本店があり、中部電力株式会社と株式会社トーエネックが株主となる。
同社は今後、二つの木質バイオマス発電所運営を通じ、三重県ほか周辺県の林業事業活性化や放置間伐材削減による防災対策への寄与等、地域の期待や要請に応えるとともに、CO2削減など環境負荷の低減と同社企業理念となる「社会貢献」に努めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)