
今回は「寝坊」をお題に、ランキング戦に風間トオル、渡辺満里奈、塚田僚一(A.B.C-Z)、中村ゆりか、初登場の工藤美桜が参戦。

夏井先生が戦隊ヒロインの"寝坊"句を大絶賛
渡辺が"凡人3位"、塚田が"凡人2位"、風間が"才能ナシ4位"にランクインし、最後は連続テレビ小説「まれ」に出演した朝ドラ女優の中村、「魔進戦隊キラメイジャー」でキラメイピンクを演じた工藤の一騎打ちとなった。
前回出演時の"凡人"査定が納得いかない中村は「リベンジするために頑張りました」と気合十分。一方、工藤もキラメイレッド役で共演した小宮璃央が過去の水彩画査定で最下位になっており、「リベンジしに来ました」と今度こそ子供たちの期待は裏切れないとアピール。
<才能アリ1位>
担任からのモーニングコール夕の虹
工藤美桜
「(芸能の)お仕事を小学校4年生の時からしていて。高校の時の話なのですが、(寝坊をして)担任の先生が20回くらいモーニングコールをかけてくれたのですが、うるさすぎて携帯をベッドの下に投げちゃって。夕立が降って晴れるまで、気づかず寝てしまっていたのを詠みました」
初登場ながら1位に輝いた工藤は「やったー! ありがとうございます」と大はしゃぎ。最下位に撃沈した中村は悔しさのあまり工藤をガン見し続け、不穏な空気を感じたMCの浜田雅功が「ニラむのだけはやめてください」と注意する場面も。
夏井いつき先生は「字余りがかなりあるので、難点はもちろんある」としながら、「それを補うくらいオリジナリティー、リアリティーがしっかりある」と工藤の句を大絶賛。「"モーニングコール"でみんな朝の光景を思い浮かべますよ。
「知らない爺さんが作った句かと思った」夏井先生が梅沢富美男を酷評
特待生昇格試験は名人10段のFUJIWARA・藤本敏史が「永世名人の道」、句集出版を目指す永世名人の梅沢富美男は「富美男のお手本」に挑戦。フジモンは「昼寝覚ひらがなだけの置き手紙」で"1つ後退"を食らい、星ゼロに転落。このところ好調の梅沢は「フジモンも永世名人になりたいなら、私のような俳句を詠まないと。お手本を見せましょう」と大口を叩いたが、まさかの赤っ恥をかいてしまう。

<ボツ 残り16句>
永らえて短夜のなほ持て余す
梅沢富美男
「私を詠みました。若い頃は一晩中寝ていました。でも今の年になったら、すぐに目が覚めてしまう。

夏井先生が中高年あるあるを詠んだ句に下した査定は"ボツ"。「知らない爺さんが詠んだ句かと思った」と査定理由が明かされるとスタジオは大爆笑に包まれた。先生は「この句は日本中のどんなじいさんの名前が入っても全く違和感がない。『梅沢富美男』がどこにも入っていない。ただ長く生きている情報だけ」とバッサリ。
<添削後>
巡業の(逢いみての)短夜をなほ持て余す
「"永らえて"だから日本中のじいさんが当てはまってしまう。5音あればいろいろできるんです。例えば"巡業の"とすれば旅の一座っぽくなる。おっちゃん(梅沢)は昔は恋多き男だったんでしょ? "逢いみての"だったら、あなたと会ったことで短夜を持て余しているという老いらくの恋になる。いろいろできるんですよ。やらなきゃ!」
梅沢はなぜか靴下をいじりながら「恋多き男かなんて関係ないじゃない...」とぐちぐち言い訳したが、先生は「靴下がどうかしたの?」と不機嫌そうにピシャリ。反論を許さない雰囲気に梅沢も観念し、シュレッダーにかけられた句を呆然と見つめていた。
◇
さて、次回のプレバトは、新企画「バナナアートの才能ランキング」をお届け!
バナナに針を刺し、その変色を利用して画を描くバナナアートは子どもから大人まで誰でも手軽に始められる芸術。今回挑戦するのは千原ジュニア、中川翔子、くっきー!(野性爆弾)、こがけん(おいでやすこが)、鷲見玲奈のアートセンス抜群の5人。先生も大絶賛の作品続出!
さらに俳句査定では千原ジュニア&立川志らくが昇格試験に挑戦!果たして昇格なるか!?
次回の俳句のお題は・・・

8日(木)よる7時から お楽しみに~! 【動画はこちら】
芸術性や文才など芸能人のあらゆる才能をプロが査定! 才能アリなら絶賛!才能ナシなら容赦なく酷評!浜田雅功が最強講師陣を率いてお届けするバラエティ番組『プレバト!!』はMBS/TBS系で毎週木曜よる7時放送。