
IKKOと伊集院光が同点才能アリ! 夏井先生が告白した「順位」の理由にスタジオ大爆笑
今回はアイス売り場の写真で「サーティーワン」をお題に、ランキング戦にIKKO、伊集院光、酒井藍、ももいろクローバーZ・高城れにが挑戦。まず、伊集院が「在りし夏選ばなかったフレイバー」句で才能アリ2位、高城が凡人最下位、酒井が「稽古後のピノは星形星涼し」で才能アリ3位を獲得。才能アリ続出の大激戦を制したのは、タイトル戦出場経験もあるIKKOだった。
<才能アリ1位>
髪結待つ客へ氷菓を出す母よ
IKKO
「まだクーラーのない時代は、髪結いする時にお釜型のドライヤーの中に40分も入っているので、団扇であおぎながらなんです。よく『これを食べて涼んでください』って、お客さんにみぞれアイスを出していた美容師の母を思い出して詠んだ句です」
査定を見守っていた永世名人のフルーツポンチ・村上健志が「この句、良くないですか!」と絶賛すると、IKKOは「うれしい~」と大喜び。夏井いつき先生も「1ランク昇格」を告げ、「よくこれだけの映像を表現できた!」と褒めたたえた。
<添削後>
氷菓出す母よ髪結待つ客へ
先生は「このままでも良いのですが、もう1点プラスを狙うなら、『アイスを出すお母さん』よりも『美容室でお客さんにアイスを出す』ことに意外性があるでしょ。
しかし、1位のIKKO、2位の伊集院ともに71点で同点。MCの浜田雅功が「順位の違いはどうなんですか?」と質問すると、先生は「どちらも作品としては同じレベルなんですけど、とにかく順位をつけないとスタッフがうるさいので」と衝撃の告白。スタジオは大爆笑に包まれたが、実は半分冗談で「季語をどこまで映像として見せているか? 映像の喚起力でやっぱりIKKOさんに軍配」と明かし、僅差で1位を逃した伊集院は「はい...」と悔しそうにしていた。

予想外の「1ランク昇格」査定にキスマイ千賀が大はしゃぎ
特待生昇格試験には名人2段の皆藤愛子、5段のKis-My-Ft2・千賀健永、句集出版を目指す永世名人のフルーツポンチ・村上健志が登場。まず、皆藤が「座席五度倒しアイスの蓋剥がす」句で3段に1ランク昇格。前回の査定で1年1か月ぶりに昇格を果たしたキスマイ千賀は「気が付いたら横尾にだいぶ差をつけられた。水彩画では7 MEN 侍の中村嶺亜くんに抜かれた。メンバーに離されるし、後輩にもどんどん抜かれるし...。どんどん昇格していきたい!」と渾身の一句で勝負した。
<1ランク昇格 名人5段 → 6段>
青い氷菓を海に翳(かざ)す放課後
Kis-My-Ft2 千賀健永
「学校の放課後です。青い氷菓はガリガリ君のことです。
千賀が句の説明を終えると、夏井先生は「Bを渡してください!」。謎の言葉に千賀は「えっ! 待って何?」と大慌て。MC浜田が「たぶんキミの説明を聞いて、先生はどっちか決めたんだよ」と明かすと、千賀は「解説下手なんですよ。これマズいな...」「Bっていうのが不合格な感じ...」とすっかり諦めムード。
しかし、予想に反して「1ランク昇格」が告げられ、千賀は「やった! 良かった!」とガッツポーズで大はしゃぎ。先生は「何を聞いていたかというと、この句を長調で(明るく)奏でたいのか? 短調で(暗く)したいのか? でした。『ガリガリ君』を持ってワーイって楽しんでいるなら、この調べは似合わない。この句の独特の韻律は、どこか沈んだ、暗い、切ない、憂鬱な調べですよね。それを表現したいと言ったら、認めるべきだと思いました」と千賀の説明次第では査定が変わっていたことを告白。
ホッと胸をなでおろした千賀に対し、MC浜田が「あれ? ワーイとか言ってなかったっけ?」と言いがかりをつけ、千賀は「言ってないですよ! やめてくださいよ!」と慌てて反論していた。
その後、「永世名人のお手本」に挑んだ村上は「ディッシャーを持って無敵な素足の子」句でボツ。
◇
さて、次回21日(木)のお題は・・・

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