マンガ・ノベルアプリ「peep」発の人気マンガを、香音とKis‐My‐Ft2の千賀健永をダブル主演に迎えて実写化したドラマ『愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―』が、9月5日よりMBSほかにて順次放送されることが決定。キャラクタービジュアルと原作コラボビジュアルが解禁されたほか、香音&千賀&戸田彬弘監督のコメント、原作者・池田聖子のコメントとイラストの久嘉めいらからのお祝いイラストも到着した。
【写真】香音&千賀健永、『愛人転生』原作を完全再現!
本作は、原作・池田聖子、漫画・久嘉めいらの『愛人転生 ‐サレ妻は死んだ後に復讐する‐』(taskey株式会社)を実写化。夫の愛人に転生したヒロインが、ゲス夫を着実に破滅へと導いていく爽快な“転生×復讐エンターテインメント”だ。監督は、第47回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した映画『市子』の戸田彬弘が務める。
母親を小さい頃に亡くし、父と2人で平凡だけど幸せに育った千里。大学時代に出会ったマヤマフーズの御曹司・真山悠太と大学卒業後すぐに結婚し、幸せな人生を送るはずだった。しかし結婚して8年、千里は専業主婦として夫と義両親に“家政婦”のように扱われ罵詈雑言を浴びせられるという、幸せとは程遠い日々を送っていた。それでも彼女は、夫のたまに見せる優しさにわずかな望みを持ちながら、健気に耐えている。
そして迎えた、30歳の誕生日。千里は仕事に出かけたはずの夫・悠太が若い女性・三井瑠奈と仲睦まじく歩いているのを目撃してしまう。信じていた夫の裏切りを知り、それまでの不条理な態度を許せないと怒りが爆発。瑠奈と揉み合いになり、勢いで2人は車に轢(ひ)かれてしまう。
病室で目を覚ますと、「瑠奈が、生きてて良かった…」と愛人の名前を呼ぶ夫。
悠太の愛人で、事故後の千里の転生相手・三井瑠奈を演じるのは、ドラマ『ガチ恋粘着獣』(ABCテレビ・テレビ朝日系)や『くすぶり女とすん止め女』(テレビ東京系)で主演を務め、ファッション誌「non‐no」では専属モデルとして活躍、NHK Eテレで放送中の『ギョギョッとサカナ★スター』ではさかなクンの相方を務めるなど、多方面で存在感を発揮する香音。愛人・瑠奈と転生後の千里の2つの人格を演じ分ける姿に注目だ。
愛人・瑠奈のことを溺愛し、家では妻・千里へモラハラをする最狂のゲス夫・真山悠太役には、Kis‐My‐Ft2のメンバーで、高いダンススキルでダンスの振り付けも担当、多数のバラエティ番組にも出演し、アート活動では個展を開くなど、マルチに活躍する千賀健永。「お前が生きてきた中で1番怖い思いさせてやるからな」と言い放つゲス夫にふんした、千賀の狂気がにじむ怪演に期待が高まる。
キャラクタービジュアルは、スーツ姿の悠太と清楚な白いワンピース姿の瑠奈をとらえたもの。原作コラボビジュアルは、赤いワンピースに身を包んだ瑠奈の腕の中で悠太が絶望の表情を浮かべる姿が写し出されている。
香音は「今までに挑戦したことのない役柄で、2人分の心情を模索しながら演じていきたいと思っています。毎話毎話色んな事が起こり、よそ見できない展開が続くので台本を握り締めながらハラハラしながら読んでいました。
千賀は「このような大役のオファーをいただきました事、大変嬉しく思います。悠太が人間の欲望に忠実に生きる様を自分なりに演じ、主演である香音さん演じる千里の苦しみや、『お前が生きてきた中で1番怖い思いさせてやるからな』という様な表現ができたらと思います」と抱負を語っている。
原作者の池田聖子は「夫の愛人に転生するという最悪な状況を復讐心で染め上げる千里が、ドラマでどんなふうに制裁をしていくのか楽しみで仕方ありません! このような素晴らしい機会を与えてくださった皆様にとても感謝しております。映像化された『愛人転生』をファンの皆様と一緒に楽しませていただきます!」と期待のコメントを寄せた。
戸田監督は「はじめに企画のお話を聞いたとき、“殺人”や“犯罪”をすることなく、『復讐』を描こうとする姿勢にとても共感したことを覚えています。憎しみをどれだけ持っても、失いたくない“倫理観”が人間にはあるだろうと。そんな希望のようなものを信じてみたくなりました。脚本開発にも参加させて頂き、物語のラストがどこに向かうのかチームで丁寧に作り上げました。そうは言っても、復讐劇のドラマです。ハラハライライラさせながら、爽快感たっぷりに仕上がるよう撮影に挑みます」と語っている。
MBSドラマ特区『愛人転生 ―サレ妻は死んだ後に復讐する―』は、MBSにて9月5日より毎週木曜24時59分、テレビ神奈川にて9月5日より毎週木曜23時30分、チバテレビにて9月6日より毎週金曜23時、テレビ埼玉にて9月11日より毎週水曜24時、とちぎテレビにて9月12日より毎週木曜22時30分、群馬テレビにて9月12日より毎週木曜23時30分放送。
※キャスト、原作者、監督からのコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■香音(三井瑠奈/真山千里役)
原作を読んでいたのでこのお話をいただいた時は、びっくりするとともにこの役を演じられることがすごく嬉しかったです。今までに挑戦したことのない役柄で、2人分の心情を模索しながら演じていきたいと思っています。
毎話毎話色んな事が起こり、よそ見できない展開が続くので台本を握り締めながらハラハラしながら読んでいました。時に笑っていただいたり、色々な人物に共感して感情移入していただいたり、たくさんの方に楽しんでいただけたらいいなと思っています。
■千賀健永/Kis‐My‐Ft2(真山悠太役)
この度ドラマ「愛人転生」の真山悠太役を務めさせていただきます千賀健永です。このような大役のオファーをいただきました事、大変嬉しく思います。そして大変卑劣な夫の役である事、承知いたしました。このオファーの経緯をお聞きしたところ、監督が“おまうる”をご覧になったことがあり、この作品を撮るにあたって僕だ! と決めてくださったそうです。プレッシャーしかありません。
悠太が人間の欲望に忠実に生きる様を自分なりに演じ、主演である香音さん演じる千里の苦しみや、「お前が生きてきた中で1番怖い思いさせてやるからな。」という様な表現ができたらと思います。
■池田聖子(原作)
ドラマ化のお話をいただいて、最初は夢かと思いました。
夫の愛人に転生するという最悪な状況を復讐心で染め上げる千里が、ドラマでどんなふうに制裁をしていくのか楽しみで仕方ありません! このような素晴らしい機会を与えてくださった皆様にとても感謝しております。映像化された「愛人転生」をファンの皆様と一緒に楽しませていただきます!
■戸田彬弘(監督)
このドラマのお話を頂いてから、『復讐』って何なのだろう。と、考えています。はじめに企画のお話を聞いたとき、“殺人”や“犯罪“をすることなく、『復讐』を描こうとする姿勢にとても共感したことを覚えています。憎しみをどれだけ持っても、失いたくない“倫理観“が人間にはあるだろうと。そんな希望のようなものを信じてみたくなりました。脚本開発にも参加させて頂き、物語のラストがどこに向かうのかチームで丁寧に作り上げました。
そうは言っても、復讐劇のドラマです。ハラハライライラさせながら、爽快感たっぷりに仕上がるよう撮影に挑みます。しかし熱い夏になりそうです。平年より酷暑のようですが、その暑さを超える熱さを持って頑張ります。