◆米大リーグ レッドソックス―ヤンキース(21日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は21日(日本時間22日)、本拠でのヤンキース戦に「3番・DH」でスタメン入り。今季4度目の2試合連続先発となった。

 相手右腕ヒルに対し、不振の左打ちデュラン外野手に代わって、吉田を先発に起用したコーラ監督は、試合前に「マサのバットが振れているからだ。(デュランは)ボール球に手を出し過ぎている。マサはストライクゾーンを支配している。きょうは、ストライク率が高い投手(ヒル)に対して、どう活かせるか。彼がゾーンを支配して、ヒルにストライクを投げさせる。それが、ゲームプランだ。我々にいいものを提供してくれると思う」と、その理由を説明した。

 前日も第1打席に四球を選び、選球眼の良さをみせた吉田。マルチ安打を記録しなど、初安打が出た5日以降は打率4割4分、OPSは1・077となっている。

 「この男(吉田)は、純粋にエリート・ヒッターなんだ。今の彼は、ストライクゾーンを支配できている。そして、(ゾーン内の球を)振りに行くことに、躊躇がない」と、コーラ監督。

指揮官の目に焼き付いたのは、前日20日タイガース戦の第2打席。フラーティのナックルカーブを空振りしたシーン。外角一杯に来た起動に反応し、空振りはしたものの、豪快なスイングだった。「カーブを狙いにいったよね。あのスイングはしばらくみていなかった。彼の状態はいいと思う」と語った。

 昨年は、右肩手術の影響もあり、鋭いスイングが影を潜めた。「今のマサは健康体。けがと戦いながらプレーしてきたが、9月はチームで1番の打者になった」とコーラ監督。地元メディアやSNSでも吉田先発待望論が広まる。「引き続き結果を求めていきたい」と意気込む吉田は試合前のフリー打撃では、ライナー性の打球を重ねていた。

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