大阪市は、此花区にある市有地の活用について、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の拡張用地とするため、運営会社の合同会社ユー・エス・ジェイと協議を進めていることを明らかにしました。

大阪市此花区で2001年に開業した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」。

近年は「任天堂」の人気キャラクターをテーマにしたエリアの開業やアニメとのコラボなどで人気を集めていますが、一方で現在の敷地はほぼ開発し尽くされた状態となっています。

そうしたなか大阪市は1日、横山市長の定例会見でUSJに隣接する市の土地を、貸し出す方向で協議を進めていると明らかにしました。

場所はUSJの北側にある3.1ヘクタールの土地で、これまでは日本製鉄の工場が建っていましたが、来年6月で市に返還される予定となっています。

市によりますと、USJ側から“ベイエリアの観光集約機能の強化や、市内経済への波及効果など公共的意義が高い”などとして、土地の賃貸契約について前向きに判断してほしいと提案があったということです。

今年4月にUSJ側から土地活用の提案を受け、前日(8月31日)までに日本製鉄との間で合意に至ったということです。

また、今回はベイエリア戦略上の重要性を考慮し、随意契約の基準を適用して進められるということで、返還後に市が土壌汚染調査を行う予定です。

横山市長は会見で「USJの来場者数は世界1位を狙える射程距離にあると思っている。USJがさらに観光客を呼び込む仕組みを作っていただけるというのは消費喚起につながるということで、市民生活にもプラス要因になると思う」「万博(跡地)とIRにとっても、非常に大きな後押し、プラス要素になると思っている」としています。

大阪市は協議を進め、2028年をめどにUSJ側と随意契約での貸し付けを目指すとしています。

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