東京商工リサーチによりますと、大阪府河内長野市で建築工事を手がける「雅」が、10月8日に大阪地裁堺支部から破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。負債総額は、債権者54人に対し1億1725万円に上るということです。

建築工事会社の「雅」は、1997年1月に設立されました。

住宅の新築工事やリフォームを主体に、土地探しから施工、アフターフォローまでを一貫して手がけるサービスを展開し、地域で実績を重ねていました。業績が最も好調だったピーク時の2009年5月期には、売上高6億7000万円を計上していました。

業績悪化と赤字拡大が続き破産申請へ

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しかし、東京商工リサーチによりますと、ピーク以降は同業他社との競争などから受注が減少傾向をたどり、業容は縮小していったということです。

2023年5月期の売上高はおよそ4005万円にまで落ち込み、1227万円の最終赤字を計上して債務超過額が拡大しました。翌2024年5月期には売上高がおよそ1億5005万円まで回復したものの、466万円の赤字を出すなど損益面では精彩を欠く状態が続いていました。

その後も受注獲得に努めたものの功を奏さず、2025年5月期の売上高はおよそ6372万円にとどまり、1517万円の最終赤字となっていました。

取り巻く事業環境の改善が見込めず、資金繰りも限界に達したことから事業の継続を断念。今年9月17日に大阪地裁堺支部へ破産を申請し、今回の開始決定に至ったということです。

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